【長野・高齢化と資金難で途絶える地元の縁日】

長野市松代町 蓮乗寺の 「七面さん縁日」 （平成２６年８月８日撮影）

２日付長野市民新聞に、毎年８月８日と９日の２日間、長野市松代町の蓮乗寺境内で開かれる「七面さん縁日」が、主催する奉賛会のみなさんの高齢化と資金難を理由に継続を断念し、奉賛会は解散した、との記事が掲載されていました。
たまたま松代町に縁のあった管理人も地元の方に勧められて縁日に出かけたことがありましたが、その日は台風の影響でたびたび雨が降る天気だったにもかかわらず、大勢の家族連れが七面大明神の御開帳に訪れていたことを思い出します。
記事によれば、松代町では大信寺（紙屋町）で毎年８月２３日と２４日に行われていた鑑貞（かんてい）地蔵尊縁日も、神代断層地震の際に地蔵堂が損壊したため中止となり、地蔵堂はその後に復旧されることなく取り壊されたということです。
長い歴史のある地域住民の集いの場が、高齢化や資金難という理由だけで失われていくことは残念なことと記事を読んで感じました。


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