【高森・国重要文化財 竹ノ内家住宅】

下伊那郡高森町吉田（地図）にある江戸時代の寛政１１年（１７９９）建築の住宅。伊那谷の住宅を知る上で重要な建物として、昭和４８年６月に国県重要文化財に指定されました。　（写真＝２２日撮影、６４０×４８０拡大可能）

＜管理人ひとこと＞
一般のお家ですので見学にはご配慮を。
車の場合、行きどまりになっていますのでご自宅庭でＵターンさせて頂くことになります。

＜参考ＨＰ＞
・　南信州ナビ
　　http://www.ii-s.org/

＜参考資料＞　重要文化財 竹ノ内家住宅
棟札（※角杉高さ六二糎、幅一四糎、厚さ１糎 杉板）により建築年代は寛政十一年（一七九九年）とみなされる。
桁行（けたゆき）八間、梁間（はりま）七間半、切妻造り妻入りになっている。正面は梁間全幅にわたり大梁を通し、妻壁には小屋束（つか）と貫（ぬき）を見せて本棟造り正面の意匠が整備されてゆく時期の例としても価値が認められている。
内部は馬屋と風呂場跡を一室に改造し別に炊事場と風呂場を付け加えている。この改造部を復元した間取りは「本棟造り」の特色を備えているが「おえい」に相当する「横座」は古いものに比べてせまい。又座敷表側に縁をつけず「土庇」にするのはこの付近の地方色である。
構造は、梁を概略一間の格子状に組み、桁行梁が上になり本棟造りの常法によっている。しかし「よこざ」と土間境には柱がなく進歩した手法が見られる。　（高森町教育委員会設置の案内板から）





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