管理人の思いつくまま、気の向くまま、長野県内の町や村の話題を取り上げています。
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木曽郡王滝村で、9日と10日の2日間、今回で3回目となる王滝森林鉄道フェスティバルが開催され、県内外から大勢の鉄道ファンが訪れ賑わいました。
晴天に恵まれた10日は、会場の松原スポーツ公園(地図)周辺に敷設された保存軌道(せせらぎ線)上を、動態保存されているディーゼル機関車が牽引する貨車に乗り、森林鉄道を体験する乗車会を実施。管理棟では精巧に作られた森林鉄道模型ジオラマの公開運転や写真展なども行われ、訪れた人たちは、かつて王滝の山間を走り、人々の生活を支えた森林鉄道の姿に思いを馳せていました。
(写真:動態保存されている王滝森林鉄道で活躍したディーゼル機関車=10日撮影、640×480拡大可能)
<参考HP>
・ 王滝村ホームページ
http://www.vill.otaki.nagano.jp/
・ りんてつ倶楽部
http://www.geocities.jp/rintetsu_club/
・ 木曽モジュール倶楽部
http://kiso-mc.com/
第3回王滝森林鉄道フェスティバル | |
王滝森林鉄道フェスティバル会場 | 愛知用水牧尾ダムのパネル展 |
御岳展望口とスポーツ公園管理棟間で行われた体験乗車 | |
ヒノキ材を積み当時の林鉄を再現 | 森林鉄道模型ジオラマ公開運転会 |
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王滝村のキャラクター「くりぴー」 (王滝観光総合案内事務所) |
長野県内77市町村をめぐる旅。今回は、木曽郡王滝村(地図)を訪問。
王滝村を訪ねるのは、じつに10年ぶりのこと。その間には木曽町との合併問題があったり、財政事情の悪化がとりだたされたり、何かと話題が多かったこの村ではありましたが、ひだしぶりに訪ねた村の様子は、10年前とほとんどかわりなく、ゆっくり流れる時間に、解放感ある心地よさが残されていました。
訪ねたのは、村のほぼ中心にある王滝村観光総合事務所とその周辺。
事務所では、王滝村の見どころなどのスポットを調べる目的で立ち寄ったのですが、応対された職員さんがとても親切で、見どころはもちろんのこと、昭和59年9月に起きた長野県西部地震での被害についてや、県道が通行止めになり、対岸の道を歩いて学校に通われた話、山崩れで家屋がそっくり押し流されたものの、幸いにも入っていたトイレだけが残り助かった方のエピソードなど、とても貴重なお話をお聞きすることができました。
事務所周辺を歩いてみると、百草丸を作ったひとりとされる小谷文七氏ゆかりのたばこ屋さんや、「いのぶた鍋」「いのぶた丼」で知られる王滝食堂さんがありました。「いのぶた」は、いのししとぶたを掛け合わせたもので、ひところ話題になったこともありましたが、村内での飼育はなく、現在は村外から肉を仕入れて提供されているようです。この「いのぶた」料理、各地から訪れた観光客にも人気で、実際に味わったことのある方々の感想がブログなどに記されています。お出かけ前に参考にしてみてはいかがでしょうか。
(写真=12日撮影)
<参考HP>
・ 王滝村ホームページ
http://www.vill.otaki.nagano.jp/
・ 王滝村観光ワールド (王滝観光総合事務所)
http://ontake-web.sakura.ne.jp/
・ 長野県木曽 御嶽山三十八史跡巡り
http://ontake38.com/
王滝村観光総合事務所周辺と特産品のご案内 | |
王滝村観光総合事務所 | 御嶽一合目の碑 |
「小谷文七」の名のある看板 | 事務所向かいにある王滝食堂 |
王滝村の特産品「すんき漬」 | 王滝村の特産品「王滝かぶ」 |
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百草(ひゃくそう)は、御岳山の修験者が常備薬として用いていたもので、広く庶民に伝わるようになったのは江戸時代後半のことでした。現在、百草丸の名称で販売している会社は、前身の木曽製薬工業組合を改称して設立された長野県製薬(本社=木曽郡王滝村)と、中仙道の薮原(やぶはら)宿で旅籠を営んでいた日野屋が製薬会社を設立し製造を始めた日野製薬(本社=木曽郡木祖村)があります。
今回訪ねたのは、牧尾ダム近くに店を構える日野百草本舗王滝店さん(地図)。
店内の陳列棚には、胃腸薬の百草丸はもちろんのこと、風邪薬や便秘薬、目薬、湿布など薬と呼べるものならほとんど全てが揃っているのでは…と思えるほどで、なかには百草の成分を使った化粧クリーム、お茶まで、さまざまな商品が並べられていました。なかでも、普通のドラッグストアではお目にかかれない、袋詰めされた「すぎな」や「どくだみ」、「霊芝」「ばんざくろ」といった生薬が普通に置かれていて、霊峰と例えられる御嶽山ならではの豊富な自然の恵みを、今も多くの人々が享受していることを感じさせるものもありました。
店内で目を引いたのは、店の奥にあった「百味箪笥(ひゃくみたんす)」と呼ばれるもの。縦5つ、横5つの引き出しがある箪笥で、そのひとつひとつに、百草丸などの成分に使われている生薬の見本が収められていました。引き出しを開けて見ることができるようになっていますので、実際にどんなものが成分として使われているのか、機会があればのぞいてみてもよいかもしれません。
販売されている薬については、開設されている日野百草本舗のページからも注文することができます。ただ、御嶽山の麓に広がる自然豊かな風景に触れると、古くから人々の信頼を得てきたという霊薬の効果を、より実感できるかも…しれません。王滝村を訪ねることがありましたら、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
(写真:日野百草本舗王滝店=12日撮影)
<参考HP>
・ 日野製薬株式会社
http://hino-seiyaku.com/
・ 日野百草本舗 (日野製薬株式会社)
http://www.hyakuso.jp/
※ 百草丸の歴史・製造工程・成分については「百草辞典」をチェック!
・ 長野県製薬株式会社
http://www.hyakuso.co.jp/
日野百草本舗王滝店 | |
ずら~り並んだ日野ブランドのお薬 | 生薬が見学できる「百草箪笥」 |
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22日付信濃毎日新聞の特集記事「御嶽山」に、今から25年前の昭和59年9月14日、王滝村を震源地とする長野県西部地震で犠牲になった方々を弔う慰霊祭の様子が紹介されていました。
手を合わせる遺族の方々の姿。
ある日突然家族を失うことの悲しみ。
やり場のない気持ちを、まだまだ生き続けなくてはならない自分のなかでどう埋めていけばよいのか…。
遺族の方々が語る言葉のひとつひとつが、25年という歳月を経てもなお結論がでない、心のなかでの葛藤が続く辛さが伝わるものでした。
長野県西部地震。死者・行方不明者29名。行方不明者の多くは「御嶽崩れ」と呼ばれる土砂により流された方々で、未だ遺体は発見されていないそうです。
(写真=平成12年11月23日撮影)
<参考資料>
王滝村は霊峰木曽御嶽山の岳麓に在りて、山高く、水清き景勝の地として其の名諸方に冠絶せり。しかるに突如長野県西部大地震が起こったのは、昭和五十九年九月十四日午前八時四十八分のことである。
一瞬にして山は崩れ、谷は埋まり、家は傾き、道壮絶する惨状を呈した。
殊に別記する二十九名の諸子は、襲来せる泥流によって尊い生命失い、誠に人生は朝露に如き感を深くしたものである。
ここに再び、秋風の声を聞き一年を迎えるに当たり、慰霊碑を建立して一つの鎮めとして永久に霊峰の雲端に聳え清流の間断なく人心を潤さんことを願うものである。
(昭和六十年建立の慰霊碑銘文より)
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