【長野・豊野つつじ山公園、もうすぐ満開】

長野市豊野町河谷にある豊野つつじ山公園（地図）では、つつじのつぼみが膨らみ始め、向いの国道からも山全体が赤く染まり始めている様子がわかるまでになりました。一部ではすでに咲き始めており、この陽気が続けば、９日に予定されている豊野つつじ祭りの頃には見ごろを迎えそうです。つつじ祭りは午前１０時から、つつじ山公園富士社境内で行われます。　（写真＝５日撮影）

＜管理人ひとこと＞
川谷集落内の道路は、車一台程度の道幅しかないので、祭り当日は一方通行になります。歩行者も大勢いますので、運転には十分ご注意ください。

＜参考資料＞　つつじ山
応仁年間（一四六七～一四六八）、足利氏の家臣三井縫之進常辰（みついぬいのしんつねたつ）がこの地に移り住み、名を八郎兵衛と改めて日影川谷の村落を開いたと伝えられ、この頃から全山にヤマツツジが繁茂（はんも）していたという。明治初期に薪炭（しんたん）材料として伐採され一時衰退したが明治七年（一八七四）から整備が始まり、ツツジの補植（ほしょく）、諸堂の建設等を行い、十一年に完了した。
十八年には『躑躅山開発同盟』が組織され、絵図を発行するなど、開発・宣伝につとめた。名勝地として知られ、開花期には全山が紅一色に染まる。樹齢はすでに百年を経ており、木が斜上（しゃじょう）しているのは積雪のためでもある。
富士社（ふじしゃ）はもと三井氏の私社であったが、江戸時代の天和二年（一六八二）に村の氏神となり、例祭は毎年五月十七日である。安産と養蚕に御利益があるといわれている。　（長野市教育委員会設置の案内板から）

豊野つつじ山公園に咲くつつじの開花状況　（５月５日）
咲き始めているつつじ	豊野つつじ山公園前の駐車場

＜参考記事＞
・　豊野つつじ山公園
　　http://wingclub.blog.shinobi.jp/Entry/104/

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