【栄村・特賞は黒毛和牛１ｋｇとスキーリフト１日券～第１２回栄村収穫祭】

下水内郡栄村の栄村役場前広場（地図）で１７日、恒例の「栄村収穫祭」が開催され、大勢の家族連れで賑わいました。　（写真：第１２回栄村収穫祭＝１７日撮影、６４０×４８０拡大可能）

＜管理人ひとこと＞
この収穫祭の会場では、毎年、村に住むあるおじさんが農業の合間に手づくりしたという「またたび」の瓶詰めを販売されていて、これを買うことが我が家の楽しみになっています。今年もおじさん、お店を開いているかなぁ…と思いつつ、会場内を探すと、いつもと同じ場所で、村の特産として知られる「行者ニンニク」の横に、おじさんは黙々とその「瓶詰めまたたび」を机の上に並べているところでした。
品定めをしながらお話をうかがうと、今年は不作だったとのこと。値段も気持ち値上げして１本１０００円にしたということでした。値段が上がったとはいっても、せいぜい２００円程度。おじさんの手間賃にもならない金額にやや恐縮しながら、来年までの備蓄用も含め３本購入することにしました。これには、さすがのおじさんも「えっ！」と驚いていました。
さて、この毎回お会いするおじさん。今回、名刺を頂戴して初めて知ったこの人物とは…。「山菜アドバイサー」「地域特産物マイスター」などの肩書を持ち、さらに栄村の「行者にんにく」を村の産物にまで押し上げ、現在は全国各地で講演活動もされている保坂良知さん、その方でした。
保坂さんのご活躍の様子については、ＪＡバンクの特集記事（ＨＰ）に詳しく紹介されていますので一読されるとご理解されることと思いますが、とにかく農業に対する熱意は誰もが認めるほど。そうしたお忙しいなかで、合間にお作り頂いていたのが、じつはこの「瓶詰めまたたび」というわけで、我が家ではこれまで全くそのようなことを知らずにこれを頂いていたのでした。
お話では既に８０歳を超えられているとのことですが、まだまだ元気いっぱい。これからも村の発展のため、おいしい「行者ニンニク」を、そして我が家には「またたび」を、作り続けてほしいな、と思います。

＜参考ＨＰ＞
・　栄村ホームページ
　　http://www.vill.sakae.nagano.jp/

第１２回栄村収穫祭
栄ふるさと太鼓の演奏
「またたび」を購入	栄村産「青倉米」の新米を試食
栄村はきのこの宝庫	会場で提供された「きのこ汁」

＜おまけ＞
ここで栄村の収穫祭に来られた方へおわびをひとつ。
じつはこの会場では品物を購入すると抽選券が配布されるわけですが、「瓶詰めまたたび」を買った際に頂いた抽選券で引いたくじで、なんと管理人の母親が「特賞」を当ててしまったのです 。特賞の景品は 「栄村産黒毛和牛１キロ＆さかえ倶楽部スキー場リフト１日券」。司会の方も驚いていましたが、もっと驚いたのはくじを引いた本人の方で、インタビューされている時は、完全に固まってしまった状態に…。管理人も、当選を知らせる鐘の音に思わず後ずさりしてしまいました。
収穫祭の最大イベントがこの抽選会とのことで、楽しみにされていた方々も大勢いたようです。全くもって申し訳ありません 。きっと来年も「瓶詰めまたたび」を買いに収穫祭を訪ねると思いますが、その時には疎まず、寄らしてくださいね。ありがとうございました。

抽選会の賞品は「黒毛和牛１ｋｇとさかえスキー倶楽部１日リフト券

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