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中野陣屋の北側・山崎精肉店横(地図)にある井戸跡。 (写真=6日撮影)
<参考資料> 陣屋の井戸
この史跡一帯は江戸時代に、信州で最大の支配高を持っていた天領中野陣屋(代官所)が置かれた場所です。江戸時代の終わりから明治時代初めには尾州藩取締所、伊那県中野分局に続き、中野県庁が置かれた場所でもありました。明治三年(一八七〇)一二月に起きた中野騒動のため、庁舎のほとんどが焼失していしまい、同五年七月中野県が廃止されました。
中野県庁(中野陣屋)のこうした歴史的価値により、昭和三九年(一九六四)一一月二六日、中野県庁(中野陣屋)跡として約九,二〇〇(※)平方メートルの地域が、県史跡に指定されました。
しかし、現在目にできる中野陣屋・県庁時代の遺構は、この井戸と現中野陣屋・県庁記念館西側の石積みだけであり、当時を偲ばせる貴重な資料となっています。
井戸は陣屋北面やや西よりに位置し、深さ約一二.六m、内部は凹形に削り込んだ切り石(縦二七cm×横四〇cm)が互い違いに積まれ、全体が円筒形になっています。
地上には、凸形の切り石(縦六〇cm×横一二〇cm)を四枚組み合わせた井戸枠があり、その一枚に「不忘井」(「忘」の本字)と刻字されています。
なお、井戸の上屋は中野市教育委員会により、史蹟の景観と井戸の保護を目的に作られたものです。 (現地に設置されている案内板から)
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