【国指定重要無形民俗文化財 雨宮の御神事】

２９日夕方、千曲市雨宮雨宮（あめのみや）の雨宮坐日吉神社で、国指定重要無形民俗文化財の「雨宮の御神事」が行われます。この祭り、起源については定かではなく、「信濃奇勝録」には、もともとこの神社が、この地を治めていた雨宮摂津、清野山城守両家の鎮守だったことから、おそらくそのころ伝わる神事云々…と記されています。
この神事の見どころは、午後六時頃から雨宮坐日吉神社の境内前で行われる踊りと、その後に神社の東側に架かる斎場橋で行われる「橋がかりの神事」でしょう。「橋がかりの神事」は、獅子の頭をつけた若者四人を五～六メートルの高さから逆さに吊るし、下を流れる万作川に獅子の頭を川面に浸すという勇壮なもの。三年に一度だけ見られることもあり、大勢の観客が土手を埋めつくほどの賑わいとなります。

　国指定重要無形民俗文化財　雨宮の御神事
[ 日時 ]　4月 29日（三年毎）
[ 場所 ]　雨宮坐日吉神社
[ マピオン地図 ]　千曲市大字雨宮付近
[ お問い合わせ ]　千曲市観光協会