【注目したいおせんべい～おばあちゃんのぽたぽた焼き】

１０日付日経流通新聞（日経ＭＪ）に、おせんべいやあられについての記事が掲載されていました。内容は、米菓大手が若者層の開拓にしのぎを削っている…という内容のもの。最近の若者たちにおせんべいを味わってもらうための苦労が記されていましたが、個人的にはやはりターゲットは中高年者層ではないかと思うのです。それも複雑な味よりも、これぞっ、せんべい、といった、しょうゆ味たっぷりのベーシックタイプのほうが万人向けでハズれることがないように感じます。
管理人の住む田舎のスーパーや農協では、６個１０００円くらいで好きなせんべいが選べるように販売されており食べ比べができるわけですが、そのなかで、昔ながらの味を残していると感じたのが、お馴染みの「おばちゃんのぽたぽた焼き」（亀田製菓）でありました。おせんべいの片面に薄く「ぽたぽた」と香りたっぷりの砂糖醤油を塗り、さくさく味わえる気軽さが、この「ぽたぽた焼き」の特徴。お店でも、たくさんの種類を置いても、何故かぽたぽた焼きばかり売れちゃうなぁ…、と話されていたほどですから、管理人のように、隠れ「ぽたぽた」ファンが多いのかもしれません。
日経ＭＪの記事によれば、５０代から６０代のシニア層に人気の「ぽたぽた焼き」を、今後は４０代にまでターゲットを広げて販売に力を入れるとありましたが、「ぽたぽた焼き」に関しては、すでに４０代にも浸透している商品だと思います。ここは４０代に留まらず、３０代まで販売ターゲットを広げ、課題ともいえる、どのようにしたら多くの人に味わってもらえるか、機会を設けることにぜひ知恵を絞ってほしいところです。

＜参考ＨＰ＞
・　亀田製菓株式会社
　　http://www.kamedaseika.co.jp/


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