管理人の思いつくまま、気の向くまま、長野県内の町や村の話題を取り上げています。
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14日から16日までの三日間、市内北部にある犬飼城山(鳥居火山・城山公園とアルプス公園の中間)で松本市無形民俗文化財の 「鳥居火(とりいび)」が行われます。これは、市内島内にある「武宮神社」と「大宮神社」に鳥居を作ると、菅原道真の霊がこれを燃やしてしまうため山の斜面を燃やし鳥居の形を描いた(このため、「武宮神社」「大宮神社」には鳥居が無い)とか、この地を治めていた小笠原氏の内紛によるものとか、起源については諸説ありますが、概ね約500年前から行われてきたものと伝えられています。
行事は、島内の町区・北方・東方の氏子らが担当し、午後七時半ころから準備をはじめ、午後八時「ほら貝」の合図とともに「松明(たいまつ)」を持って斜面を駆け下り、予め指定された自分の場所で大きく「松明」を振り回します。先ず始めに描く形は「鳥居」。続いて14日を担当する町区は「大」→「一」を、15日を担当する東方区は「上」→「上」を、最終日を担当する北方区は「十」→「ト」を描きます。「鳥居」の形から最後の文字を描くまでの時間はおよそ十分ほど。合図とともに、氏子らは再び山頂に戻り、手にした「松明」を消火して行事は終了します。
この「鳥居火」は市内西部全域、安曇野市・波田町・山形村からも見ることができ、周辺農家が農作業を始めるひとつの目安となっています。管理人も、何れかの日に島内からこの鳥居火を撮影してみようと思います。 (写真=平成13年4月山頂にて撮影)
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