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晴天に恵まれた9日、ひさしぶりに美ヶ原高原・王ヶ頭(標高2034m)に出かけてみました。松本市内からアザレアラインを扉峠へ。峠からはビーナスラインを通り、玄関口となる山本小屋へと車を走らせました。
到着した山本小屋前の駐車場はすでに満車。かろうじて空いたスペースに車を停めて、いざ王ヶ頭へ。ところが、小屋前の高原案内図を見てびっくり。なんと、山本小屋~美しの塔~塩くれ場~王ヶ頭まで片道約1時間とのこと。以前にも一度、美ヶ原を訪ねたことがありましたが、こんなにあったかなぁ…と思いつつも、老いも若きも元気に歩いて行く姿に気を取り直し、遊歩道沿いに咲くノアザミやマツムシソウ、ほんの少しのエリアでしたがエゾカワラナデシコなどを見ながら歩くことにしました。
歩いて15分ほどで美ヶ原のシンボルともいえる「美しの塔」に到着。霧が出た時にここの鐘を鳴らして登山者の位置を知らせた…もので、昭和58年に建て替えされたのだそうです。
さらにここから5分ほど歩くと、牛に塩をくれたことでその名がついた「塩くれ場」に。周辺にはちょっとだけ表面がへこんだ大きな石があり、昔はそこに塩を置いて牛たちが舐めていた、というわけですね。このあたりになると、牛たちの姿をすぐ近くで見ることができるようになります。放牧期間は5月中旬頃から10月下旬まで。それまでの間、牛たちはも~も~いいながら牧草地を元気に走り回り、草を食み、のんびり転がる日々を過ごし、秋にはしっかり肥えて里に戻るということです。
「塩くれ場」から「王ヶ頭」までは、すこし勾配のある砂利道を歩いて30分。三角点がある山頂からは、登山道口のある「三城(さんじろ)牧場」や、「王ヶ頭」の先にある「王ヶ鼻」、さらにその向こうに松本市内を一望することができました。標高2000mともなると、風も爽やか。青い空と緑の台地。ひさしぶりに夏の信州~という実感を得ることができました。
「王ヶ頭ホテル」前のテラスで持参したおにぎりを味わって、再び山本小屋へ。滞在時間は約20分。ほんとうは「王ヶ鼻」まで出かけたかったのですが、雷の音が聞こえ始めたことや、有料トイレ(100円)を利用するためのお金がなんと!全然ないことに気付き、車を停めてある山本小屋まで慌てて戻ることになってしまったのでした。いやぁ~、下り坂がまた堪えること、こたえること。
そのようなわけで後半はばたばたしてしまったわけですが、機会があれば、今度は美鈴湖経由のルートで「王ヶ鼻」を訪ねてみたいと思っています。 (写真=9日午前撮影)
<マピオン地図>
・ 松本市大字入山辺 ( 1 / 75000 )
<参考HP>
・ 美ヶ原高原 (美ヶ原高原観光協議会)
・ 美ヶ原高原 (美ヶ原観光連盟)
山本小屋 | 美ヶ原高原案内図 |
美ヶ原牧場 | 王ヶ頭入口 |
美ヶ原高原・王ヶ頭 | 王ヶ頭から三城方面 |
マツムシソウ | ノアザミ |
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