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玉依比賣命(たまよりひめのみこと)神社は、松代町東条の天王山南麓にある延喜式内社(地図)。玉依比賣命は、穂高神社の御祭神・綿津見命(海神)の子であることから、日本海を北上し、善光寺平に定着した海人一族により祀られたと考えられています。
毎年1月6日午後には田植神事の「御田祭」が、翌7日早朝には子孫繁栄を祈願する「児玉石(こだまいし)神事」、続いてその年の穀物の出来を占う「五穀御判事」が行われ、何れも長野市の無形民俗文化財に指定されています。
(写真:玉依比賣命神社=平成26年4月12日午前撮影、640×480拡大可能)
<参考HP>
・ 長野市文化財データベース
http://www.bunkazai-nagano.jp/
<参考資料> 玉依比賣命神社 由来
由緒
神社創建の縁起によれば、「人皇八代孝元天皇十六年四月十六日東条斎川の地に勧請された」とあり、斎川は現在の岩沢である。その後磯並(現在の中川)に移り、磯並三社大明神と称した。現在の地に鎮座したのは寛喜二年(一二三〇年)と伝える。
延長五年(九二七年)左大臣藤原忠平らにより撰進された。延喜式五十巻の中の神名帳に記載された信濃国四十八座の式内社の一つとして、その歴史は極めて古い。現社殿は天保四年(一八三三年)に改築された、八棟造りを摸した荘厳な建築である。
祭神
主祭神 玉依比賣命神(初代神武天皇の母神)
合祀 天照皇太神・建御名方富命・素戔鳴命
主たる神事
御田祭
正月六日の午後、神社拝殿において古くから行われている豊作祈願の神事
児玉石神事
御田祭の翌七日早朝より、神社の神宝で県宝にも指定されている古墳時代からの翡翠の勾玉・管玉などを主とした「児玉石」の数を改める。平成二十三年は八百二十七個。今も玉の数の増減でその年の吉凶を占う。
五穀御判事
児玉石神事の横で氏子総代たちが集まり作物の神占いを行う。稲や大麦、小麦など九種類の穀物の作柄の上・中・下を占う。
恒例祭
新年祭、例大祭、新嘗祭、歳旦祭ほか
(玉依比賣命神社社務所が設置した案内板から)
<参考資料>
県宝(工芸品)
玉依比売命神社児玉石
たまよりひめのみことじんじゃこだまいし
昭和四十三年には総数七八六個、その中の五九一個が指定されている。
市指定無形民俗文化財
玉依比売命神社の御田祭・児玉石神事・御判神事
市指定有形文化財
漆地彩色装神輿(玉依比命神社の神輿)
うるしじさいしきそうみこし
江戸時代初期の厨子様神輿で、松平忠輝寄進との伝承がある。ほぼ全面黒漆塗りで細部は朱漆、金箔などで丁寧な装飾が施されている。
(長野市教育委員会設置の案内板から)
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