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130320_1044_1_坂戸橋(中川村) 130320_1043_3_坂戸橋(中川村)
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登録有形文化財 坂戸橋

上伊那郡中川村(地図)の天竜川に架かる昭和8年開通の鉄筋コンクリート造アーチ橋。平成22年1月15日国登録有形文化財に登録。春はサクラの名所。
(写真:天竜川に架かる坂戸橋、建設当時の写真は現地の案内板から=3月20日撮影、640×480拡大可能)

<参考資料> 坂戸橋
明治二十年(西暦一八八七)この地に最初の木橋を築造したが洪水で二回流失した。その後明治三十六年米沢佐平治等が先立ち北組耕地で計画し下伊那郡より招聘した宮内技術師の設計で新式の吊橋を架橋した。これが当時最初の吊橋である。
さらに明治四十四年に大改造をし大正八年(一九一六)郡道に編入その後県道となった。
昭和四年(一九二九)高坂応平県議が県知事に架替を請願し、昭和六年五月県会で承認された。長野県内務部土木課棚谷興市技手の設計監督で昭和七年三月より県の直営工事として施工した。
橋長七十八メートル幅員五・五メートルの鉄筋コンクリートアーチ橋が八萬圓で完成し当時は東洋一の規模を誇った。平成三年(一九九一)老朽化に伴い補修の調査設計を行い翌年から平成六年度に工事をした。
今後も地域の発展に役立つとともに本県の近代化遺産として末長く親しまれることを願い、ここにこの橋の歴史を著す。
(長野県土木部 伊那建設事務所設置の案内板から)

<参考資料> 登録有形文化財 坂戸橋
坂戸橋は昭和8年(1933年)に開通して鉄筋コンクリート造りのアーチ橋で、完成当時この弘三としては日本一の規模を誇りました。それまでの鉄筋コンクリートアーチ橋の最大支間長(アーチが跨ぐ幅)は昭和6年竣工の山梨県祝橋の51.5メートルでしたが、これを一気に20メートル近く伸ばした画期的なものでした。その後、岐阜県大牧橋や東京都万年橋がこの記録を上回りましたが、これらの橋は湖底に沈んだり、撤去されたため現存する戦前の鉄筋コンクリートアーチ橋としては、最大スパンとなっています。
建設当時の旧南向村にはそれまで完全な橋が一つもなく、永年待ち望んでいた永久橋の誕生は村民にとって大きな喜びであり、以来村の東西交通の要所として、重要な役割を担ってきました。太平洋戦争時には、親柱の金属供出で切り取られるも、平成3年11月25日地元北組地区有志の努力で、50年ぶりに親柱・街路灯が復元されるなど、地域の宝として住民からも愛されてきました。
この様な歴史を背景に、平成21年3月県道大草坂戸線坂戸橋の文化財登録を検討するため、坂戸橋の文化財検討会が発足し、同年8月文化庁へ申請書を提出、その後関係機関の諮問・答申を経て、平成22年1月15日文化財登録原簿に記載され、国の登録有形文化財として登録されました。
毎年4月初旬には、建設当時に植えられた桜が渓谷を彩り、橋と一体となって美しい景観を望むことができる中川村の桜の名所となっています。 (案内板から)




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