【今週のいなだに・２月１６日版】

１５日は朝から雪降り。何度か雪かきを行い、ついでに塩カルを大量投入して、どうにかこうにか、夕方までには降った雪の片づけを終えることができました。
やれやれ…と思ったのも束の間。帰宅するため、駒ヶ根市内を出発して国道１５３号線に出ようとしたら、なんと！路面がツルツルてかてかのスケート場状態ではないの…。ＡＢＳ装備とはいえ、これほどの凍結道路は長野にいた時も経験したこともなく、大田切橋までの下り坂などは超低速でそろそろと車を進めなくてはいけないほど。前を行く軽自動車との車間距離を十分にとり、不測の事態に備える…といったスピードで難関を突破。宮田村の駒ヶ原から村商店街までの下り坂も同様にどうにかやり過ごし、無事、伊那の仮住まいに戻ることができました。
さて、それはそれで終わったわけですが、その後にさらなる難関が待ち受けていました。それは、冬用タイヤもしくはチェーン装備かどうかの確認が伊北ＩＣで行われ、中央道では長野・東京方面で渋滞が起きていたのでした。そうとも知らない呑気な管理人はいつものように伊那ＩＣから長野向けのルートへ。
時間の経過とともに渋滞の列は長くなり、管理人が巻き込まれたのは伊北ＩＣ手前６キロ地点から。右側に見える国道１５３号線は、渋滞どころかス～イスイ。昼間の雪かき作業でほとんど意識を失いそうな状況を、忍耐の二文字で耐え忍び、渋滞に巻き込まれてから１時間４０分後の１６日午前０時４０分、無事、伊北ＩＣを通過したのでありました。
その後も、岡谷ＪＣＴ～塩尻間は、降った雪の影響で轍（わだち）がぼこぼこ。大型トラックが追越車線をぶんぶん通り過ぎていくなか、こちらは制限速度５０ｋｍを下回る低速道で、ぼこぼこの下り坂をゆっくり下り塩尻ＩＣへ。因みに、長野の自宅に到着したのは、伊那を出発してから４時間以上経過した午前２時３０分のことでした…。
高速道路の渋滞はやむを得ないしても、駒ヶ根周辺の国道の整備状況は、やっぱりおかしい。塩カルを撒いておけばどってことのない道にもかかわらず、配慮が足らなすぎ。除雪の仕方もさることながら、どうもそのあたりの対応に機敏さを欠いているように感じました。もともと雪がそれほど降る地域でないから、仕方がないのかなぁ…。
（写真：まだまだ寒い伊那谷で見つけた「霜柱」（飯島町）、大草城址公園（中川村）、飯田・下伊那の名産「市田柿」、雪に見舞われた駒ヶ根市内、何れも３２０×２４０拡大可能）

伊那市観光フォトコンテスト作品募集
平成２４年４月から２５年３月までに伊那市で撮影した作品が対象。部門には「花・自然」「イベント・祭り」「観光地・文化施設」「ＪＲ飯田線」「特別部門」など。応募期間は平成２４年１０月１日から平成２５年３月２５日（当日消印有効）。詳しくは伊那市役所商工観光部観光課（ http://www.inacity.jp/ ）まで。

中央道恵那山トンネル（下り）の天井版撤去工事は、５月大型連休以降
中央自動車道恵那山トンネル（下り：飯田山本ＩＣ→多治見ＩＣ）の天井板撤去工事は、観光関係の影響を考慮し、５月の大型連休以降に約１ヶ月の予定で行われるということ（らしい）です。

今週のできごと
９日（土）
１０日（日）
・第７回信州農村歌舞伎祭　（伊那市）
伊那市の県伊那文化会館で、伊那谷や木曽谷に伝わる農村歌舞伎が演じられ、木曽郡木曽町の田立歌舞伎保存会が「御所櫻掘川夜討 弁慶上使の段」を、下伊那郡下條村の下條こども歌舞伎教室は「菅原伝授手習鑑 車曳きの段」、伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は「義経千本桜 鮨屋の段」を熱演しました。
・伝統行事・大数珠回し　（伊那市高遠町・引持公民館）
・ＮＨＫのど自慢、駒ヶ根から全国生放送　（駒ヶ根市）
ＮＨＫの看板番組のひとつとして知られるのど自慢が、駒ヶ根市の駒ヶ根文化会館から生放送されました。放送はラジオで聴きましたが、予選を勝ち抜いただけあって、どのみなさんもレベルが高く、まるでプロ並みの上手さ。これには本当にびっくりしました。
・第２４回駒ヶ根市ソフトバレーボール大会　（駒ヶ根市）
・伝統行事・口頭念仏　（駒ヶ根市東伊那・大久保いきいきセンター）
・第２０回中川村健康福祉大会　（中川村・村保険センター）
１１日（月）
＜南信の古城＞　諏訪地域最古の山城・武居城跡　（諏訪市・長野日報記事）
・伝統行事・高遠だるま市　（伊那市高遠町・鉾持神社参道）
１２日（火）
・公立高校入試前期選抜
・駒ヶ根郵便局で下水内郡栄村復興支援の物産展開催　（駒ヶ根市）
・なにっ、南箕輪村のまっくんがＡＫＢ４８にプレゼントとな　（南箕輪村）
ご当地ゆるきゃらでお馴染みの「まっくん」が、ＡＫＢ４８のメンバーに自ら郵便ｊ局に出向き、プレゼントを送ったとのこと。さて、どんな反応がＡＫＢ４８から寄せられるかな。
１３日（水）
・伊那地方で降雪
・県工科短期大学校の駒ヶ根市設置を要望　（駒ヶ根市）
県工科短期大学校については、上伊那地域に設置される可能性が高いこと、上伊那郡南箕輪村の県伊那技術専門校を活用するもの、と聞いていましたが、どうやらまだ決まった話ではなかったようです。駒ヶ根工業高校をベースに、更なるステップを踏むための課程を、新設される工科短期大学校が担えばよいのでは…と新聞記事を読んで思いました。
１４日（木）
＜南信の古城＞　承久の乱を戦った一族・岩間氏の山城　（飯島町・長野日報記事）
・藍が彩る器 染付展
　（伊那市・ベルシャイン伊那店、１９日まで）
１５日（金）
・伊那地方で降雪
・年に一度の決算美美術品大処分展
　（駒ヶ根市・ベルシャイン駒ヶ根店、２６日まで）
・福寿草・雪割草展
　（飯島町・道の駅花の里いいじま、３月３日まで）
・長野県南部を震源とする地震が発生

長野県南部震源とする地震 （発生：１５日午後６時１８分） http://tenki.jp/

１５日午後６時１８分と午後８時１２分の２回、長野県南部（伊那市）を震源とする地震が発生しました。
午後６時１８分の地震は、伊那市付近を震源とする震度３・Ｍ４．３で、震源の深さは約１０ｋｍ。長野県内では、飯田市・駒ヶ根市・塩尻市・松本市・諏訪市・茅野市などで震度２、長野市などでも震度１を記録しました。また、午後８時１２分の地震は、伊那市付近を震源とする震度２・Ｍ３．２で、震源の深さは約１０ｋｍ。伊那市で震度２だったほか、長野県伊那市長谷や山梨県北杜市などで震度１を記録しました。
最初の地震となる午後６時１８分のものは、ちょうど駒ヶ根市内の営業所にいて、「どか～ん」という音とともに部屋のドアがガタガタいうものでした。ただ、社員のなかには屋根に積もった雪が落ちたのでは…というものもいて、地震の速報がでるまで認識にかなり違いがみられました。続いておきた地震については、自動車で走行中だったため、直接感じることはありませんでした。
さて、この地震、どう考えるべきか。
南アルプス直下の大断層帯に何か動きがあるのか。
今後の報告に注視したいと思います。

来週のできごと
１６日（土）
・天竜川水系で渓流釣りが解禁
１７日（日）
・伊那市消防団音楽隊・第２回定期演奏会　（伊那市・県伊那文化会館）
２３日（土）
・第１１回沢底福寿草まつり　（辰野町・入村ふれあいセンター）
２４日（日）
・第２５回駒ヶ根高原スキー・スノーボード大会　（駒ヶ根市）
・第１１回沢底福寿草まつり　（辰野町・入村ふれあいセンター）




アルプスがふたつ映えるまち 駒ヶ根市
YouTube に公開されている長野県駒ケ根市を紹介する映像（企画：駒ヶ根市総務部秘書広報課）。管理人が現在勤務する、中央アルプスと南アルプスを望む、風光明美な素敵な街の魅力がたっぷり詰まった作品です。
「今週のいなだに」では、この映像を毎回ブログに掲載し、駒ヶ根市を紹介したいと思います。ぜひ遊びに来てくださいね。

市田柿ブランド推進協議会のホームページ開設
市田柿といえば、長野県南部の飯田・下伊那地方の名産。むきっとむけば、アンズのような鮮やかな橙色、白い粉がそのまわりをしっかり覆い、その味は絶品ともいえるおいしさ。
その市田柿の品質保持を目的に、平成１９年３月に設立されたのが市田柿ブランド推進協議会（事務所：下伊那地方事務所農政課＝飯田市）。協議会では、２月４日にホームページ（ http://www.ichidagaki.org/ ）を開設し、長野県地域ブランド第１号に認定されている市田柿の情報発信を行っていくということです。

＜参考ＨＰ＞
・市田柿ブランド推進協議会　（下伊那四方事務所農政課）
　 http://www.ichidagaki.org/
・市田柿ブランド推進プロジェクト　（飯田市農業課）
　http://ichidagaki.iida-nougyou.com/


伊那の今はライブカメラで
伊那ケーブルテレビのホームページ（ http://www.inacatv.co.jp/index.html ）に、市内８カ所に設置したライブカメラの映像が提供されています。

駒ヶ根の今はライブカメラで
ケーブルテレビ「エコシティー・駒ケ岳」のホームページ（ http://www.cek.co.jp/ ）に、市内２カ所に設置したライブカメラの映像が提供されています。


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