【善光寺御開帳・中日庭儀大法要（天台宗）】

天台宗　中日庭儀大法要　（ 2009. 5. 9 ）
最高気温が２８．５度なった長野市の善光寺で９日、御開帳期間中に行われる儀式のなかでも重要な儀式とされる「中日庭儀大法要」（ちゅうにちていぎだいほうよう）が営まれました。この法要は、御開帳期間中の中日（４月下旬から５月上旬）に催され、天台宗と浄土宗がそれぞれ一回、日程を変えて行われるもので、今年は４月２５日の法要を「大本願」（浄土宗）が、５月９日の法要は「大勧進」（天台宗）が担当することになりました。
この日の法要では、午前１０時に「大勧進」の門が開かれ、お母さんに手を取られた可愛いお稚児さん、一山住職の方々の行列、、「笙」（しゃう）「篳篥」（ひちりき）を奏でる人々の順で出発し、最後に御貫主（かんす）さまを乗せた御駕篭がゆっくりと三門をくぐり、石畳の参道を進まれました。そして、左右の参道脇には、全国各地から訪れた参詣者らが埋め尽くし、御貫主様と住職の方々によって厳かに営まれる法要を見守りました。

以上、前回の御開帳で行われた法要のレポをもとに作成しました。先月２５日に営まれた大本願（浄土宗）の法要が大雨に見舞われたこともあり、天気に恵まれた９日の法要は大勢の参詣者で賑わいました。　（写真＝９日撮影、６４０×４８０拡大可能）

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