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150214_0910_高島公園(諏訪市) 150214_0915_高島公園・冠木門(諏訪市)
150214_0917_高島公園(諏訪市) 150214_0918_高島公園(諏訪市)

ひさしぶりに諏訪市の高島公園(Wikipedia )を訪ねてみました。
14日の諏訪市内は快晴。
最低気温は氷点下3.5度。
本丸を囲む堀は厚い氷に覆われ、磨けばスケートリンクにでもなるような状況。
「諏訪の浮城」と知られる高島城ですが、冬の寒さによる凍結は敵の進入を容易にし、意外な弱点にもなったことに、築城の名手と伝わる日根野高吉( Wikipedia )も気付いてはいなかったのかもしれません。
本丸庭園・天守・冠木門をめぐり、市役所前の駐車場に戻る途中、南之丸跡の説明板がありました。越後高田藩主だった松平忠輝( Wikipedia )、赤穂浪士の討ち入りの後、領地を没収された吉良義周( Wikipedia )が配流され、生活の場として保護されたのが高島城南之丸。今は諏訪市武道館などが建ち、当時の面影を知る術はありませんが、かつては橋が一つ架けられただけの孤立した郭であり、外部との接触は無かった、と説明にありました。

東に富士を望むこの地で、流浪の身となった彼らは、何を見つめ、考えていたのか。
その境遇を思うと、胸に迫るものを感じざるを得ませんでした。
(写真:高島公園とその周辺=14日午前撮影、640×480拡大可能)

<参考HP>
・ 諏訪 高島城
  http://takashimajyo.suwakanko.jp/

<参考資料> 高島城南之丸跡
高島城本丸の南方にある一郭を南之丸という。松平忠輝のお預かりを勤めて以降整備され、以後、高島藩が江戸幕府の罪人を預かった場所である。周囲は湿地で、堀と柵とで厳重に囲われ、ただ一つの橋が城に通じているだけの孤立した郭であった。
忠輝は、徳川家康の六男で越後高田六〇万石の城主であったが、大坂夏の陣直後の元和元年(一六一五)家康から勘当を申し渡され、翌年幕府から改易され、正室五郎八(いろは)姫(伊達政宗の長女)とも離別、伊勢朝熊で二年、飛騨高山で七年過ごしたのち、寛永三年(一六二六)から初代高島藩主諏訪頼水が預かった。改易の理由は、乱暴な性格とも、大久保長安等と天下取りを企てたからとも伝えられるが、真相は不明である。
忠輝の南之丸での生活は、外部との交渉を断たれた寂しいものではあったが、家臣は諏訪で抱えた者を加えると八五人にもなり、大名の格式をもって生活した。五八年間の長きに渡り不遇な境涯にあったが、文芸に心を慰め、余生を楽しんだという。天和三年(一六八三)、九三歳の生涯をここで閉じ、市内の貞松院に葬られた。
その後、幕府の儀式を司る高家を務めていた吉良上野介義央の養嗣子である吉良義周(よしちか)が、赤穂浪士襲撃事件後の評定によって、領地を召し上げられ元禄一六年(一七〇三)に四代諏訪忠虎へお預けとなった。高島藩では南之丸を修理し住まわせてが、三年後の宝永三年(一七〇六)に病没、市内の法華寺に葬られた。以後も数人の預かり人がいたが、幕末までにはこの場所は「御茶園」となったようである。
(諏訪市教育委員会設置の案内板から)

今週までのできごと
岡谷で「第8回岡谷寒うなぎ祭り」開催
岡谷市の市民総合体育館で11日、「寒の土用の丑の日」をPRする「岡谷寒うなぎ祭り」が開催され、限定1000個のうな丼引換券が開場30分ほどで配布終了となりました。

14日から「下諏訪ひな街道まつり」始まる
諏訪郡下諏訪町の諏訪湖時の科学館・儀象堂で14日、「下諏訪ひな街道まつり」のオープニングセレモニーが行われました。3月31日まで。

「寒天の日」イベント
茅野市の市民館で14日、「寒天の日」(2月14日)に合わせイベントを開催。ところてんの無料配布(生天600人分)や、豚汁の振る舞いなどがありました。
 
諏訪大社御柱祭に向けて「薙鎌」の製作始まる
16日付長野日報によると、「薙鎌(なぎかま)」は御柱祭の御用材を決める「本見立て」で使われる神器で、長さ約31センチ。鋼をレーザーカットでくりぬき、「粗削り」「焼入れ」「くるい取り」「銑がけ」などの工程を経て38体が作られるそうです。

我が家のできごと
前回、「我が家には親戚の年寄りの面倒を看る必要がでてきてしまった」といった内容の記事を記しましたが、とうとう心配が現実のものとなり、持病の悪化で緊急入院することになってしまいました。以下は入院までの経過。

emoji 21日(土)
この日は、今後のディサービスやショートスティの利用について、地域包括センターの担当者さんを交えて本人と話し合うため訪問する予定でした。ところが訪ねてみると、出てきた本人の手足が浮腫(むく)み、顔色は完全に土気色。一見して、これはただごとではない、と感じた担当者さんの指示で、嫌がる本人を強引に車に乗せて、救急受付へ直行するこになりました。
午前11時30分に受付。問診書は本人からの聞き取りで代書し、その間に血圧と体温をチェック。最初の診察が行われたのは午後の1時を過ぎてのことでした。
救急受付には、救急車が何台も到着し、ストレッチャーに乗せられた患者さんが大勢、センターへ運ばれていきました。テレビで救急センターの医師や看護師さんたちの働きぶりをみますが、まさにあの状態で、それだけでもうびっくり。緊急を要する患者さんを優先するため、軽度の外来患者が2時間や3時間待ちになってしまうのは仕方のないことかもしれません。
最初の診察では問診書に基づく確認が行われ、続いて担当の先生が診察したのは午後4時過ぎ。血液検査と尿検査も併せて行うとのことでしたが、肝心の尿が出ず、診察は更に延長戦に。
最後に呼ばれたのは午後6時過ぎ。病名は「ネフローゼ」( Yahoo ヘルスケア )という、いわゆる腎疾患でした。80歳を過ぎ、このまま帰宅して療養する状況にないとの先生の判断もあり、そのまま入院することに決定。点滴を付けた本人を車イスに乗せて、ECUへ移動したのでありました。
担当の看護師さんとの打ち合わせで、今日は土曜日のため入院手続きは月曜日(23日)に外来受付にて行うこと、その際には保険証を添付すること、とりあえず「おむつ」と「尿取りパット」を用意する…などなど詳しい説明を受けたところで、問題発生。そういえば、保険証はどこにあるのだろう…と。
本人に聞いてもどこにあるのかわからず(これだけ病状が進んでいるのに、通院していなかったため、保険証を使う時がなかった…とは)、やむなく本人の了解を得て、日曜日に探索(家探し)することとなりました。
こうしたやりとりが全て終わり、病院を後にしたのは午後7時のことでした。

emoji 22日(日)
午前10時のD2の開店を待って、「おむつ」と「尿取りパット」の追加分を購入。そのまま午前の部の面会時間に併せて病院へ。
昨日に比べ、お盆のようになっていた顔の浮腫みはなくなっていましたが、手や足は相も変わらずパンパン。看護師さんによれば、夜中に点滴を抜いてしまったらしく、両手に大きなグローブのようなものがはめ、自分では抜くことができないようにしたとのことでした。
本人には、しっかり療養すること、また土曜日か日曜日に見舞いに来ることを伝え、看護師さんには「おむつ」と「尿取りパット」を託し、病院から撤収。肝心の保険証探しのため、本人宅へ直行したのでありました。
しかし、男の一人暮らしとは想像を超えたもので、その乱雑ぶりに探索はほぼ絶望的な状況でした。とはいえ、10割も負担するわけにもいかないので、持参したマスクをしながら、積み上げられた書類を掻き分け掻き分け、1時間後にようやく封筒に入ったままの保険証を発見。センターの担当者さんに保険証のあったことと、月曜日には入院の手続きを進めることを伝え終了。

emoji 23日(月)
入院手続のため半休扱いにして外来受付へ。しかし、週明けの病院は予想通りの大混雑でしたが、入院専用窓口は拍子抜けするくらいに空いていて、事前にいただいた入院届と保険証を提示して、手続きは完了。入院費用は月末締めで親族宛てに請求書を郵送してくれること、支払いは振り込みも選択できること(本人が銀行に行くことはできないため、当面はこちらで立替え…となります)、などを確認し帰宅しました。

このようにして、とりあえず年寄り1人の入院手続きが完了したわけですが、入院経験のない我が家にとってはどれも初めて知ることばかりで、もうバタバタ状態。病んでる本人も大変ですが、周りの家族に与える影響も大きく、入院するということは大変なことだなぁと、つくづく感じたのでありました。
やはり健康で日々生活することが大事なのかも…しれませんね。

 
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