【山ノ内・農産物直売所に売るものがなければ…】

新緑が映える志賀高原にも、休日を利用して大勢の観光客が訪れるようになりました。訪ねた下高井郡山ノ内町の道の駅北信州やまのうちでも、６日の日曜日は、信州の味覚を楽しみ、お土産を買い求める観光客の皆さんで館内は大変な賑わいとなっていました。
ところが、隣接する農産物直売所に立ち寄ってみると、賑わうはずの店内はなぜか閑散。理由は、まだ昼前だというのに、陳列棚には僅かばかりの山菜が並ぶ程度で、売るものがほとんどないといった状況のため。山ノ内町のホームページからリンクする道の駅のページを見ると、商品が豊富に並べられている様子が紹介されており、たまたま朝早くから並べておいた採れたて野菜・山菜が売れてしまったのかもしれませんが、ただ、そうはいっても、観光客の帰宅が始まるお昼以降に全く売るモノがないのもいかがなものかと。
供給が間に合わないのか、それとも出荷の調整をしているのか、理由は定かではありませんが、需要の多い土曜日や日曜日がこの状況では、地元の特産品をアピールするせっかくの機会を失っているとしか思えません。
この時期の志賀高原といえば、やはり主力はネマガリダケ。ほかにも、アスパラやきのこ、山菜など、＜値段のわかる＞都会から訪れた観光客ならば、間違いなく安価な野菜を買い求めるのではないでしょうか。
時間帯を考えた工夫を、もう少し期待したところです。立地条件には申し分ないのですから… 。　（写真：道の駅北信州やまのうち＝６日撮影）


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