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31日、北安曇郡小谷村の中土にある中谷大宮諏訪神社で例大祭が行われます。
神前に奉納される「狂拍子(くるんびょうし)」と「奴(やっこ)踊り」は県の無形民俗文化財指定の民俗芸能。 (写真=平成18年8月27日撮影)

<マップル地図>
・ 北安曇郡小谷村大字中土 ( 1 / 75000 )
<参考HP>
・ 心に残るふるさとの森 大宮諏訪神社

060827_1422_中谷大宮神社例大祭(小谷村)

<参考> 中谷大宮神社の例大祭
国道408号線から小谷温泉に向かう途中の中谷郷(北安曇郡小谷村中土)にある中谷諏訪神社で、毎年八月最終日曜日に開催される祭り。祭りは早朝から行われるが、「狂拍子」(県無形民俗文化財)、「獅子舞」、「奴踊りと奴歌」(県無形民俗文化財)などが神社境内前に集合する午後1時半頃からがこの祭りの見ごろとなる。
神輿が境内の庭を駆け巡り、本殿に駆け上がると、最初に中土地区の子どもたちによる「狂拍子」(くるんびょうし)が始まる。「狂拍子」は、五穀豊穣を祈念する踊りで、踊り手である男子二組と笛や太鼓を持った子どもによるお囃子からなる。踊り手の子どもは、頭に束髪(そくはつ)を被り、緋縮緬(ひぢりめん:緋色にそめた縮緬のこと)の衣装に白絹の股引(ももひき)という姿で、手に持った棒を振り回しながらお囃子に合わせて踊る。
「獅子舞」は、天から降りてきた獅子が、「地」を固め、油単(ゆたん:湿気や汚れを防ぐための覆いのこと)、幣束(へいそく)、剣で「四方を祓い」、途中、「昼寝」という仕草を加えながら、最後は激しく怒り狂いながら、また、愛嬌を振りまきながら舞う。「狂拍子」や「奴踊り」にとかく目が行きがちだが、ひとつのストーリーを、二人一組で最後まで舞いきる姿は立派。ぜひ、この「獅子舞」にも注目してもらいたい。
最後に登場するのは「奴踊り」。梶の葉の前掛けに赤ずきん、赤ふんどし…といった姿をした十二名(一年=十二ヶ月)の大人たちが、「ヨイトマカサーノヨイ」と掛け声をかけながら時計回りに踊る姿だけでもユーモラスなのだが、見どころは、この奴たちが声を揃えて世相にちなんだ歌詞(奴歌)を読み上げる場面だ。この「奴歌」、江戸時代から続いているといわれ、庶民の不満や喜びを「歌」にして奏上してきたもの。最近の「奴歌」も、地元のネタや社会問題など、タイムリーな話題を盛りこんだもので構成されており、訪れた見学者らの笑いを誘っている。
「狂拍子」「獅子舞」「奴踊り」が終わると、本殿で神事が行われる。地元の子どもたちによる「浦安の舞」も披露されるので、ぜひ見ておきたい。  (管理人ホームページ記事)

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