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埴科郡坂城町(地図)にある神社。創立不詳。
戦国時代に活躍した村上義清の居城・葛尾城跡へは、この神社裏手にある遊歩道を利用します。 (写真=1月31日撮影)
村上神社境内 | 千葉周作の奉納額 |
<参考資料> 坂城町文化財
木造鬼神面 1面
桐材寄木造りで、正中で左右に矧(は)ぎ付け、表面は漆箔、内部は素地仕上げとする。裂けるほどに開いた大口から鋭利な牙歯をむき出した忿怒相に彫成されている。作者は明らかでないが、勝れた彫技を示し、室町時代の制作と考えられる。
木造獅子頭 1面
桐材寄木造りで、朱漆塗とするが剥落する。形状は横型で、上顎頭部と、下顎は各別で、たて髪の形制など勝れた彫技を示す。銘文はないが、形制上室町時代の制作で、行道即ち黎供養に用いたものであろう。
古文書 4通
一、永禄十一年九月二十日 武田信玄の坂木大宮神社にあてた社領寄進状
二、天正七年二月十七日武田勝頼の坂木大宮神社にあてた社領安堵状
三、慶安三年二月三日坂木領代官長谷川安左衛門判物(断簡)
四、天文元年二月三日村上義清が坂木大宮神社にあてた神領寄進状
坂城神社狛犬 1対
天和二年(一六八二)石川市左衛門義孝奉納の銘が刻まれている。寄進者は、天和二年(一六八二)~元禄十六年(一七〇三)までの二十二年間坂木に陣屋をおいていた坂木藩板倉氏の家臣である。
この狛犬は、当地方を板倉氏が領地としていらことを証するものである。
狛犬の容姿は、板状台付一石彫成、全体小形であるが、胴はよくしまり、胸の張りも広く、引き締まった姿をしている。頭の後ろに処理されている巻毛の作りも丁寧である。獅子の独特な面相をもち、前方をにらんで神社を守護する風格がある。造形的みて、中世の面影が認められる。
制作は江戸時代中期頃で、町内の石造物としての狛犬では、古い方になる。石質は、中粒灰色砂岩である。
法量 (阿・吽) 高さ53cm×幅33cm×奥行50cm
記銘文 「奉寄付高麗狛一雙 石川市左衛門義孝」
「天和二年八月壬戊」
(以上坂城町教育委員会設置の案内板から)
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