【塩尻・国重要文化財 堀内家住宅】

塩尻市堀ノ内（地図）にある国重要文化財の堀内家住宅。
立派なお家です。
（写真＝２９日撮影、６４０×３２０拡大可能）

※　住宅前の道路は、阿礼神社方面からの一方通行
※　駐車場なし

＜参考資料＞　堀内家住宅
堀内家は江戸時代、旧堀ノ内村の名主を勤めた豪農である。建築の年代については十九世紀初頃、下西条の川上家（当時は造酒家）からの家を移築したとの言い伝えがある。
また、構造手法から十八世紀後半頃（約二百年前）の建築とみられる。建物は南に面し桁行、梁間とも約十間で、切妻造、板葺になり妻を正面に見せる。現状における間取りの大略は表、中、裏の三列に区切り、表の列は上手（東）から二室続きの座敷「（かみざしき）（げんかん）」と土間、中列は三間んい四間の「おえ」と土間、裏側は「うらざしき」他数室からなる。数次にわたる改築の結果、当初の姿が不明なところも多いが、「おえ」まわりは縦横にかかる梁組をあらわし軸部をよく残している。
表側の座敷と正面の外観は明治時代の改造になる。
構造は梁を格子状に組む一般的な手法によっており、桁行の梁が梁行梁の上に来る。
堀内家住宅はいわゆる「本棟造」のなかで、大杉上質の家であり改造の結果であるが、正面の外観意匠は力強くこの系統民家の一頂点を示すものとしての価値が高い。　（塩尻市教育委員会設置の案内板から）





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