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100724_1145_県営奈良井ダム(塩尻市)

塩尻市奈良井から権兵衛トンネル方面に向かう途中の県道沿い(地図)にある県営ダム。
堤高60m、堤頂長(ダム長)180.8m、堤体積952,667㎡の中央コア型ロックフィルダム。 (写真=24日撮影、640×480拡大可能)

<参考資料> 県営奈良井ダム
奈良井川は、表日本と裏日本の分水嶺である中央アルプス駒ケ岳(標高2956m)の北壁茶臼山に源を発し、木曽郡楢川村(現塩尻市)、塩尻市、松本市を貫いて北流し、この間各支川を合流し信濃川に注ぐ一級河川で、県は長年治水対策に不断の努力を重ねてきましたが、今日に至るまで幾多の洪水被害を受けてきました。
また、下流域は内陸唯一の新産業都市の指定を受け、各経済圏を結ぶ交通網の拡充による産業基盤の整備も急速に進み、これに伴い人口の都市集中化傾向が著しく、上水道の需要は急激に増加しています。奈良井ダムは、このような治水、利水上の諸問題を解決するために建設された多目的ダムです。

洪水調節計画
80年間に1回発生するであろう大洪水(計画高水流量350㎡/sec)を対象に、自然調節方式を採用し調節量230㎡/sec(最大放流量180㎡/sec)の洪水調節を行い下流基準点における流量870㎡/secを670㎡/secにおさえて、下流沿岸の洪水被害を軽減するためのものです。
ダムでは、洪水調節のため350万㎡の調節容量を常に確保しておきます。

不特定用水計画(流水の正常な機能の維持)
奈良井川沿岸は、古くから帯状に水田地帯がひらけていますが、近年しばしば渇水に悩まされ、過去何回か干ばつの被害を受けています。
このためダムでは、過去のデータから計画基準年を定め、110万㎡の用水を貯留し、渇水期に必要な用水補給を行うと共に、流水の正常な機能の維持と増進をはかります。

上水道計画
松本、塩尻市の上水道は、大正13年、昭和4年よりそれぞれ給水を開始しておりますが、年々増加する使用量に対応して、奈良井川より1日86,400㎡(1.0㎡/sec)の上水道用水を取水可能とするもので、ダムでは180万㎡の水を貯留します。
(以上、県営奈良井ダムに設置されている案内板から)





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