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毎週楽しみにしている市民タイムスの特集記事「野辺の散歩道」。市民タイムスの購読エリアにある名所旧跡を紹介するコーナーで、管理人もここに掲載される記事を参考にあちらこちらを訪ね歩いています。掲載日は毎週日曜日。郷土の歴史に関心がある方は参考にされてみてはいかがでしょうか。
今回紹介するのは、平成21年5月10日付の記事として掲載されていた、安曇野市明科下押野(地図)の横山様。犀川橋の西端から下流へ土手を少し歩いた場所の大きな杉の下にある記念碑のことで、記事によれば、寛政7年(1795)5月8日、切腹した松本藩士・横山熊右衛門を慰霊する小社のあった場所なのだそうです。
静かな田園地帯になぜ、そのような物騒なことが起きたのか…といえば、当時、犀川を挟んで東側が幕府領、西側が松本藩領となっており、藩命により築堤工事を指揮していた熊右衛門でしたが、対岸の幕府領に住む人たちから、松本藩領側の堤が出過ぎているとの抗議を受けたことが原因でした。
犀川の治水には、「あずきまんま」(信州新町)に代表されるように悲しい伝説や歴史が各地に残されています。それだけ時の人たちにとって、犀川の流れは脅威を感じる存在だったのかもしれません。 (写真=21日撮影)
記念碑の横に横山熊右衛門の辞世の句が刻まれた石柱が建てられています。
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