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昨年の御船祭りの様子 |
御船まつりは、北九州から日本海を北上し、穂高の土地に住みついた海族・安曇族の名残をとどめるもので、穂高人形を乗せた大人船2艘が本殿前で激しくぶつかり合う場面が見どころとして知られています。
県の無形民俗文化財に指定されている御船まつりのクライマックスは午後3時頃から始まります。 (写真:穂高神社=26日撮影)
<管理人ひとこと>
昨年、初めて御船がぶつかり合う場面を見ましたが、それはそれは勇壮なものでした。大人船2艘が向き合い、掛け声とともに「ど~ん」とぶつかり合う様子は、荒波の進む船の様子とともに、新天地を求め、大海原を渡る先人たちの心意気を表現したものなのかもしれません。写真ではわかりづらいのですが、実際に大人船を見ると、かなり大きなものであることが実感できます。これらが激しくぶつかり合うわけですから迫力は満点。今年は幸いなことに日曜日に開催されますので、大勢の観光客の皆さんが見学されるのではないでしょうか。
<参考HP>
・ 穂高神社ホームページ
http://www.hotakajinja.com/
<参考資料> 信濃伝説「十針橋」
北安曇郡池田町の十針橋に伝わるおはなし(子供連の御船)。
昔、この地方の殿様に第一夫人第二夫人がありました。二人の仲は悪く、第二夫人は第一夫人を亡き者にしようと橋の上から第一夫人をつき落としました。前から様子を知った第一夫人は二人の袖を十針ぬい合わせておきました。つき落とされたとき二人は一緒に谷へ落ちました。以後、この橋を十針橋と呼ばれるようになりました。
写真の場面は、橋から二人の夫人が谷へ落ちる様子を描いています。
準備が進む御船(子供船) | 信濃伝説「十針橋」 |
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