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江戸板橋宿から37番目の宿場町・福島宿の上の段地区(地図)を訪ねました。
写真は宿場内にある案内板にあった上の段地区の地図。善光寺や江戸に向かう旅人は、左上(JR中央線木曽福島駅方面)から歩いてきて、先ず八沢川を渡り、続いて最初に左へ、続いて右へ、「枡形」部分を進むと上の段地区に至ることになります。大通寺や晴明社の前を過ぎると、左手に高札場を見ながら下る「上の段坂」。下り坂の先には、辛口のお酒で知られる木曽の銘酒・七笑でお馴染みの七笑酒造株式会社があります。 (写真=4月18日撮影)
<参考HP>
・ 木曽町ホームページ
http://www.town-kiso.com/
・ 木曽町観光協会
http://www.kankou-kiso.com/
・ まちづくり木曽福島
http://www.nanchara.net/
・ 大通寺ホームページ
http://www.daitsuji.com/
<参考資料> 上の段用水の由来
このおうな施設を「水場」と呼ぶ。この水場は宿場時代の昔から昭和の始め頃まで町内の簡易水道として利用されてきたもので、昔の上下水道を知る上での貴重な施設である。
この水場の水は、上の段用水とよんで八沢川の上流約二粁の水無神社付近から引水している。用水の歴史は古く、戦国時代、上の段城の水の手として創設されたもので、その後、江戸時代になって尾張藩が上の段役所を設ける。「大通〇〇(不明)」にあたって之を改修利用した。上の役所廃止後、地元上の段部落に払下げられ以来今日まで、上の段区において管理。現在でも防火用水として大きな役割を果たしています。
なおこの右道奥突当たりに慶長五年時の領主山村良勝公が母堂の為に建立された名刹大通寺があり、境内には子安地蔵等が安置してある。鐘楼門は木曽福島町の重要文化財に指定されている。 (案内板より、一部判読不能)
<参考資料> 武田信玄公の娘「真理姫」の供養塔
信玄が信濃に進出し木曽も攻め込まれ和睦をしたとき信玄の三女「真理姫」は木曽義昌に嫁ぎ、義昌の妹「岩姫」は人質として甲斐へ送られました。
木曽氏が下総国(千葉県)網戸で絶えた後、真理姫は木曽に帰り、かつて義昌の家臣であった三岳の上村氏を頼って住みました。
もと木曽氏の家臣として仕えた山村氏は木曽代官となり、木曽氏館跡へ大通寺を創建しました。真理姫の没後、境内に供養塔を建てました。
<参考資料>
ビストロ松島亭 |
宿場は江戸幕府の命により防塞の施設としても作られており、敵の進入を拒むため道を「鍵の手」に折り曲げたり、急な坂道や道の両側に石垣を作ったり、いわゆる「枡形」を設けており、この地区にはその地形がそのまま残っている。
また上の段は、木曽義仲から十九代目の木曽義昌の居城「上之段城」があったところで、その郭内として多くの道筋が通っており、由緒ある小路名が残っている。
<参考資料>
上の段区の晴明社は、平安時代に活躍した陰陽師安倍晴明(九二一~一〇〇五)を祀ったもので、安永五年(一七七六)に同地区にある大通寺内に祀られ、明治五年になって町内にある水無神社に遷されていたものを、晴明没後千年にあたる平成十六年に氏子の上の段区民によって現在の地に祀られた。
社殿は一間社流れ造りで、正面に掲げられら「晴明霊神」の額は十一代木曽代官山村良煕(よしひろ)の書であり、小さいながらも獅子・像鼻・波・龍・雲・松・竹の彫刻が施された立派な造りは一見の価値がある。
御神体は上の段に宿泊した山伏が持ち込んだ幣束とされ、これをこの地の神にせよと言って置いていったものと伝えられる。上の段区では、旧暦の八月十五日(九月の十五夜)に祭礼が行われる。
同じく当町黒川地区にも安倍晴明にまつわる「清博士(せいはかせ)」
という地名があり、二基の宝<ぎょく>印唐がある。この地区でも晴明様と呼んで正月には松のかわりに柳を飾るなど独特な風習を伝えている。 (以上案内版から)
上の段用水 | 寺門内小路(奥が大通寺) |
上の段坂 | 高札場に咲くサクラ |
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