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081115_1439_乳房イチョウ(東筑摩郡生坂村)

写真は、東筑摩郡生坂村にある県天然記念物の乳房イチョウ(地図)。樹に垂れ下がる柱瘤(写真右)が乳房に見えることからこの名が付けられたそうです。
11日付市民タイムスに、「乳房イチョウ色づく」の見出しで、黄金色に色づいたこのイチョウの写真が掲載されていましたので訪ねてみました。 (写真=15日撮影)

<参考資料> 乳房イチョウ
一、周囲は根元10.5m、目通り8.3m、樹高35m、枝張り東西29m、南北27m、推定樹齢800年の雄樹で松塩筑前地方では最大のイチョウである。
一、柱瘤(乳房)凡そ25本垂れ、最大は長さ11.3m、つけ根の周囲は1m。
一、伝説、170年ほど前観音堂が火災で焼失した時、イチョウの樹から後光がさし人々は恐ろしくて近ずけなかった。焼けた観音様がイチョウに乗り移ったのだという。
一、信仰、産後乳の出ない産婦が観音様へ祈願し「何年の女乳汁を授け給え、大願成就のお札参りには、乳の絵馬、木綿で作った乳房、燈明などを奉納します」と誓い、たれている乳房を宮本紙で包み、水引きで結び、根元の下枝を折って家に持ち帰り、一握りの長さに刃物で切らずに折って煎じ、煎汁を何回も飲むと母乳が出るので有名となり、乳房観音と呼ばれるようになった。
一、奉納された絵馬が堂の内外に31枚残る。木綿の乳房は昭和7年には柵、樹の枝、堂の内外に600個もあった。
一、観音堂は鎌倉時代からあったらしいが、現在の堂は江戸末期の建築で間口三間、奥行三間半、格天井の九六面にある鶴の絵は美濃国恵那郡の近藤助次郎の優れた作品。
一、お祭りは4月16・7日で遠近からの参拝者が多かった。
一、堂と絵馬は平成元年村指定文化財となる。
一、平成2年寄付金や村の補助金により、柵、堂、庫裡の大改修並びに環境整備をおこなう。
(長野県・生坂村教育委員会設置の案内板から)


乳房イチョウ (11月15日)
081115_1440_乳房イチョウ(東筑摩郡生坂村) 081115_1438_乳房イチョウ(東筑摩郡生坂村)
 イチョウにある柱瘤 奉納されていた木綿の乳房 





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