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農家が一年の仕事に手を付け始める「こと始め」(事八日)の8日、市内両島の西部公民館で藁(わら)で編んだ草履(ぞうり)を作り、疫病神が集落に入ることを防ぐ伝統行事「両島の足半ぞうり」が行われた、という記事が9日の市民タイムス(本社:松本市)に掲載されました。この行事は、疫病が流行した際に「(このような大草履を履く)大男がここにはいるぞ」という意味で病を威嚇し、集落内での蔓延を防いだことに由来すると伝えられています。
この日、保存会の会員が製作した草履は長さ1.5メートル、幅90センチ。念仏を唱えた後、上島・下島地区の入口に飾られたということです。(写真は01年2月8日撮影)
また、市内入山辺厩所地区では、貧乏神(疫病神)をわら馬に乗せて集落から追い出す「貧乏神送り」の行事が行われました。公民館で作られたわら馬は近くの河原まで運ばれ、住民たちが「貧乏神、追い出せ」と唱えるなか燃やされ、無病息災を祈ったということです。
平成12年11月、松本市内に残るこれら「事八日」の行事は、国の文化財保護審議会で「国無形民俗文化財」に選択されました。紹介した「両島のお八日念仏と足半」「入山辺厩所の貧乏神送り」のほか、「里山辺追倉のお八日の綱引き」「入山辺上手町の貧乏神送りと風邪の神送り」「入山辺舟付の八日念仏と百足(むかで)引き」「入山辺中村の風邪の神送り」「入山辺奈良尾の貧乏神送りと風邪の神送り」「今井下新田のお八日念仏と足半」の八件が対象となっています。

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