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090428_1031_旧長野地方裁判所松本支部庁舎(松本市)

松本市島立小柴の松本歴史の里(地図)にある旧長野地方裁判所松本支部庁舎の門(袖塀と煉瓦塀含む)と掲示板が、8月26日、県宝に指定するため県教育委員会が県文化財保護審議会に諮問しました。
門と掲示板は、庁舎と同じ明治41年(1908)に建築されたもの。門はレンガ造り・花崗岩の石造による組み合わせ、掲示板は木造、切妻造、鉄板横葺。この門と塀、および掲示板は、和風裁判所庁舎とともに、明治時代に建てられた地方裁判所の建築様式を伝えるものであり、建築史および歴史上において価値が高いとしたことが県宝指定基準になっているようです。
庁舎は当初、現在の国宝松本城二の丸跡に置かれましたが、その後市内島立の松本筑摩高校南側に移築されました。和風建築様式の庁舎は、すでに昭和60年(1985)に県宝に指定されています。 (写真:旧長野地方裁判所松本支部庁舎と門=平成21年4月28日携帯カメラで撮影、640×480拡大可能)

<管理人ひとこと>
平成22年度第1回長野県文化財保護審議会は平成22年9月2日に開催されました。

<参考HP>
・ 松本のたから (松本市教育委員会)
  http://takara.city.matsumoto.nagano.jp/

<参考資料> 長野県宝 旧長野地方裁判所 松本支部庁舎
和風を基本にし、権威を強調した、和洋折衷の建築様式
わが国では明治から大正期にかけて、各地で裁判所の整備が進みました。当時、東京の大審院(現在の最高裁判所)をはじめ、現存する旧名古屋控訴院など、国内主要都市におかれるものはレンガ造による洋風建築として作られる一方、地方の裁判所は和風を基本とした和洋折衷の姿が一般的でした。この裁判所は、内部階部ともに完全な形で国内に唯一残る、明治期和風裁判所の貴重な遺構です。 (案内板から)





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