【諏訪・名物の間欠泉、勢い弱く】

１０日付の長野日報記事に、諏訪市の諏訪湖間欠泉センター（地図）で噴出している間欠泉の勢いが弱まってきており、最近では３メートル程度の高さにまでしか噴出していない状況が紹介されていました。
実際に噴出する様子を見ていると、噴出口から湯気が立ち上り、しばらく間をおいてから、数メートル程度、一旦は噴き上げるものの、やがて沈静化。勢いが良かったのでは最初だけで、終息するまで僅か２分程度といった状況でした。
センターに掲げられている案内によれば、温泉掘削中の昭和５８年（１９７８）に噴出した間欠泉は、高さ５０メートルほどの高さまで自噴することで知られていましたが、次第に自噴間隔が長引くようになり、自噴が止まった後はコンプレッサーで圧縮空気を送り噴出させているそうです。
かつては「日本一」の高さを誇った諏訪湖の間欠泉。地震による地下湯量の増減が噴出量の低下に関係していると考えられていますが、調査が行われていない（長野日報記事）ため、詳しいことはわかっていません。
（写真：噴出する間欠泉＝２４日撮影、６４０×４８０拡大可能）

＜参考ＨＰ＞
・　諏訪市ホームページ
　　http://www.city.suwa.lg.jp/





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