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諏訪郡富士見町乙事にある観音堂(地図)。
富士見町指定有形文化財。
(写真:十一面観音堂=3日午前撮影、640×480拡大可能)
<参考資料> 富士見町指定有形文化財
1.十一面観音堂と十一面観音像
観音堂から望む甲斐駒ケ岳 |
現存する十一面観音堂は、天明三年(一七八三)に改築されたもので、大工棟梁は境筋宮大工の名手といわれた地元乙事の小池佐兵衛、彫刻は大隅流の名工伊藤長左衛門が担当した。
十一面観音像は、法隆寺の本尊と十一面観音堂の本尊の二体がある。
いずれも一木造りの立像で、小池佐兵衛が寛政二年(一七九〇)につくった厨子に納められている。
1.大日如来像・釈迦如来像
明治元年の神仏分離令により、上社如法院が廃寺となったとき、法隆寺が譲り受けたもので、いずれも木彫座像で、釈迦如来像の内部には「文明一七年」の墨書銘がある。ほかに大般若経六百巻、興教大師像、毘沙門天、不動明王像などがある。
1.木喰上人作・普賢菩薩像
木喰上人の天明六年(一七八八)の作である。
上人は、廻国修業の傍ら千数百体の仏像を遺している。この像は、行脚の途中、乙事村に立ち寄った上人が、改築して間もない十一面観音堂のみごとさに感嘆し、三日間滞在して彫り上げたと伝えられている。
像は総高一〇五センチメートルの欅の木彫りであり、菩薩の像の背に跏趺(かふ)し、柔和な微笑みをたたえている。
(富士見町教育委員会設置の案内板から・平成8年11月)
<参考資料> 法隆寺十一面観音堂 移転の碑
法隆寺の十一面観音堂は由緒ある建造物で昭和四十七年七月一日に富士見町教育委員会より有形文化財に指定されている。
このたび県道拡幅改良工事により、この建物を西へ約二十六メートルの現在地へ移転した。
これにともない周囲の石造物の整理移転と参道なども含めて文化財にふさわしい環境整備がなされた。
よってこれを永く後世に伝えるものである。
(乙事区設置の案内板から・平成8年11月)
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