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管理人の思いつくまま、気の向くまま、長野県内の町や村の話題を取り上げています。

090913_1018_稲積一里塚(長野市)

市の天然記念物に指定されている「稲田のエノキ」からほど近い、閑静な住宅街にある一里塚跡(地図)。江戸時代初期に行われた街道整備の際に設けられたもので、当時の旧北国街道は「稲田のエノキ」や、この一里塚の前を通っていたと伝えられています。写真にある一里塚前のカラー舗装は、当時の道跡を再現したものだそうです。 (写真=13日撮影、640×480拡大可能)

<管理人ひとこと>
管理人が子どもの頃、この一里塚はリンゴ畑のなかにあり、道路部分は凸凹ばかりの農道という感じでした。昔の様子を知るモノには、区画整理後の変貌ぶりにはただただ驚くばかり。時が経つとずいぶん変わるものです。

<参考資料> 令制東山道(支道)
この遺跡は往古より古道と称され平安時代(延喜年間十世紀前半)に信濃から越後国府へ通じる官道として造られた道跡である。旦理(わたり・川中島)、多古(たこ・三才)、沼辺(ぬのへ・野尻)には駅(うまや)がおかれ、駅馬五疋が常備されて官用に供された。道幅は約三メートルで、道筋は三輪神社前-吉田イチョウ-一里塚-新町-多古駅(三才駅北八百メートル)-吉長峯-塩沢と続く。
信州から越後へ通じるもっとも重要な街道であり鎌倉時代には親鸞聖人・一遍上人もこの街道を往来して善光寺へ参拝した。戦国時代、甲越合戦には軍用道路として兵馬も往来した、髻山(※もとどりやま)城はのろし台・砦として両軍ともに利用されている。
江戸時代徳川幕府は、慶長八年(一六〇三)にはこの街道を北国街道に指定して宿場を駒沢新町・徳間三丁町に設けて新町(あらまち)宿と称した。翌九年、主要街道に一里塚を築造して里程標とした。稲積一里塚もこのとき造られたものである、慶長十六年九月、宿場は新しく開道された北国街道に移されて稲積村が宿場を勤めたが宿名は以前からの新町宿を引き継いだ。のち、徳間・東条も宿場に指定されて三町(さんまち)宿と称されて明治初年まで続いた。
稲積一里塚の目的は僅か数年でその使命を終わったが、四〇〇年以前の築造当時のおもかげをそのまま残しており、なお街道の移り変わりを今に伝える貴重な史跡の一里塚と道跡である。
このたび、長野市都市計画事業稲田徳間土地区画整理事業の一貫として、公園整備による潰廃されたので、ここにとどめおく所以である。 (平成八年八月、長野市稲田徳間土地区画整理組合設置の案内板より)

<参考資料> 稲積一里塚
一里塚は、慶長九年(一六〇四)に徳川秀忠の命で築かれたものだといわれている。この一里塚は、のちの北国街道から全くはずれているが、最初の街道は吉田から、吉村・四ツ屋(牟礼村・原文まま)を経て、牟礼宿に通じていたらしい。
北側のものは、現在高さ三.二メートル、直径南北九メートル、南側のものは高さ二.四メートル、直径南北九メートルである、両方とも上に松が生えており、北側の塚に二十六夜塔(慶応元年)が建てられている。
北国街道の一里塚は、淀ヶ橋・吉等にあったが、今は跡形もない。このように、二つが完全に近い形で残っているのは、めずらしい。これから北には、牟礼村四ツ屋、信濃町野尻上ノ原等に、二つそろった一里塚が見られる。
この稲積一里塚は、ほぼ原形をとどめているだけでなく、一里塚が築かれたのちに北国街道の道筋が、かわっていることを示している点でも、貴重な遺跡である。 (平成二年二月、長野市教育委員会と若槻稲田区が設置した案内板より)





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