管理人の思いつくまま、気の向くまま、長野県内の町や村の話題を取り上げています。
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長野市大岡の芦ノ尻(地図)にある藁(わら)製の道祖神で、毎年1月7日に行われる「芦ノ尻道祖神祭り」は県無形民俗文化財指定の伝統行事。 (写真=平成21年4月26日撮影、640×480拡大可能)
<参考資料> 県指定無形民俗文化財 芦ノ尻の道祖神祭り
芦ノ尻道祖神 |
目、鼻、口、まゆげ、口ひげ、あごひげ、冠を形づくり、威厳をもたせたい願いをこめた神面とする。
御御酒樽、三つ重ねの酒杯、肴(鯛)もつくりお供えする。
人々は集落(むら)に悪霊がはいりこまないようにと心をこめて造り、無病息災を、また豊作を祈る。
十五歳になった若者が道祖神に一升供えて若い衆の仲間入りをするのもこのときである。供えたおみきがくばられて直会(なおらい)がおこなわれる。
一年間の守護役をつとめた神面は、夜のどんど焼きの火とともに自然にかえる。
石造道祖神の密集する地帯の中で、東北や新潟に分布の多い藁製道祖神を思わせる存在は注目すべき奇祭といえる。
まつりの起源は、石碑の建立された明治のはじめからと伝えられている。 (長野県教育委員会、長野市教育委員会設置の案内板から)
<参考資料> 道祖神のあゆみ
公庫調査の道すがら、森島稔氏によるおもいがけない発見となった芦ノ尻の道祖神は、昭和五十年代に文部省調査官の来訪となり、その特異性に着目された。
昭和五十四年、国立民族学博物館にこのレプリカ展示の要請があり、芦ノ尻組の代表が大阪まで赴き制作展示にあたった。
さらに、長野市立博物館、信州博覧会への展示となり平成八年に村(注:当時の大岡村)の文化財指定となり翌九年に県の無形民俗文化財の指定を受けた。
平成十年二月七日長野冬季オリンピック大会の開会式には芦ノ尻道祖神保存会の労作による四体八面の藁製の神面装飾道祖神の登場となり、劇団四季、小・中学生の雪ん子らと共に保存会代表十二人が出演した。
オリンピックの放映効果により北九州市三十五周年の全国藁文化展にも招かれて展示した。
そしていま、芦ノ尻の人々は静かに集落の平穏な暮らしへの祈りを、この道祖神に寄せている。 (長野市教育委員会設置の案内板から)
<参考HP>
・ 芦ノ尻の道祖神 -長野市大岡芦ノ尻-
http://www.janis.or.jp/users/dosozin/
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