【中条・宮遺跡】

土尻川の河岸段丘上（地図）にある縄文時代の遺跡。復元家屋２棟あり。
（写真＝２１日撮影）

＜参考資料＞　村旧跡 宮（みや）遺跡
宮遺跡は、土尻川の河岸段丘上に位置し、東西５００ｍ、南北３００ｍの広がりをもつ広大な遺跡と推定されます。
昭和４８年（１９７３年）に村教育委員会が調査団を組織して発掘調査を行いました。その結果、北信地方では珍しい縄文時代中末期（約４０００年前）から縄文時代後期（約３５００年前）にかけての竪穴式住居跡や、墳墓跡集石遺構、縄文時代晩期（約２８００年前）の住居跡や、翡翠（ひすい）と中心とした攻玉工房跡等が発見されました。
特に２体の人骨が埋葬された第１号墳墓跡は完全な形で発掘され、壮年男子人骨一体と、やや若年の人骨一体が屈葬の状態で検出されました。壮年人骨には抜歯の痕跡が認められ、当時の成年男子の通過儀式の好例として注目されています。また、攻玉工房跡は、翡翠ほ原石、半製品、製品、穿孔用の道具が発見され、貴重な工房跡として評価されています。
このような貴重な遺跡を村として指定し保護してきましたが、さらに遺跡の景観を残し、広く文化財として活用することとして、宮遺跡公園として整備しました。　（案内板から）





ランキングに参加しました。
Click　>>>　にほんブログ村 長野情報
Click　>>>　人気ブログランキングへ
管理人ホームページ　Click　>>>　日本列島夢紀行 信州からあなたへ