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道の駅に展示されている 猿山岬灯台のレンズ |
石川県輪島市門前町の国道249号線沿いにある道の駅(地図)。能登外浦と呼ばれる海岸線にあり、日本海の荒波が創りだした断崖絶壁や奇岩の名所が続く。
「赤神」の地名は、琴ヶ浜(別名:泣き浜)から道の駅の間にある赤神隧道周辺に露出している溶岩で形成された赤い岩肌から名付けられました。
道の駅には、能登半島地震で被災するまで、猿山岬灯台(地図)で使われていた灯台のレンズ部分が展示されています。
(写真:道の駅赤岩と能登外浦の風景=17日午後撮影、640×480拡大可能)
<参考HP>
・ 能登スタイル
http://www.notostyle.jp/
<参考資料> 猿山岬灯台
猿山岬灯台は大正9年11月15日(1920)に設置されました。工事に伴う資機材の運搬は吉浦の海岸に船着場を築き林道と場所と人力によりこの地まで運搬して2ヵ年を費やして建設しました。
当時の灯台の規模は第二等群閃光フレネルレンズと水銀槽式回転装置を使用し37秒を隔て23秒間に4回(周期60秒)光っていました。光源は石油白熱灯器を使用し、昭和28年8月に電化され1000wの電球に変わりました。その後平成元年に1500w化・18秒を隔てて12秒に4閃光(周期30秒)に変更、平成9年にメタルハライドランプ400wに改良されました。
灯台の管理は職員2名の常駐管理でしたが、昭和34年4月から輪島からの滞在勤務、昭和58年4月から無人となり巡回点検になりました。
平成19年3月25日の能登半島地震(M6.5強)により灯台も被災しレンズ・回転装置が使用不能となり平成20年3月に現在のLB-M30型灯器を取付けて復旧しました。
撤去した第二等群閃光レンズは輪島市により「道の駅・赤神」で展示保管されています。
注:「18秒を隔てて12秒に4閃光(周期30秒)」とは、30秒間のうち12秒間に4回白く光り、残り18秒間は光らない、という意味。
灯台の要目
位置:石川県輪島市(猿山岬) M37-19-28 E136-43-26
塗色及び構造:白色 塔形コンクリート造
灯質:単閃白光 130,000カンデラ
光達距離:20海里(約37km)
明弧:14°~213°
高さ:
地上-頂部 17.18m
水面-灯火 218,85m
地上-灯火 12.69m
灯器:LB-M30型灯器 メタルハライドランプ70w
<参考資料> 第二等群閃光レンズ・水銀槽式回転装置
レンズ本体は、フランス製で1885年(明治18年)より宗谷岬灯台(注:北海道)で点灯され、1911年(明治44年)の山火事で類焼し、取り外された8面のうちの4面と新たなフランス製の反面鏡を組み合わせたものです。
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