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130203_0935_井月と山頭火のモニュメント(伊那市)

伊那市の小沢川に架かる伊那橋(地図)に、幕末から明治初期に伊那谷を放浪し、多くの句を詠んだ井上井月と、市内にある井月の墓に訪れた種田山頭火を描いたモニュメントが昨年9月に完成。実際には出会うことはなかった二人でしたが、井月と山頭火が酒を酌み交わす様子を、千曲市在住の版画家・森獏朗さんが作品に仕上げました。
(写真:伊那橋に設けられているモニュメント=3日撮影、640×480拡大可能)

<参考HP>
・ 伊那MYウェブニュース
  http://inamai.com/news.php?n=1&i=201209021417120000048438
・ 井上井月顕彰会
  http://www.seigetsu.org/
・ 井上井月顕彰会公式ブログ
  http://blog.livedoor.jp/inoueseigetsu/

<参考資料> 井上井月と種田山頭火との出会い
山頭火はついにやってきた。昭和十四年五月三日であった。
昭和九年から数えて丸六年ぶりの井月墓参の実現であった。
前回は木曾から峠越しの伊那谷入りで、藤村の『夜明け前』の舞台、馬籠をも訪ねることが出来なかった。飯田での急性肺炎に懲りてか、豊橋から飯田線利用での伊那入りであった。
山頭火は井月の生き方に心酔しており、「いつも考えるのは、井月のことである。彼の酒好きや最後のことである」と日記に残している。
この旅は、各地の旧友知己の温情にすがっての旅であり、今回は目的をはっきり井月墓参に絞っていたのであった。墓参が終わった後も、伊那の与地から木曽へと帰っている。
さて、井月と山頭火が実際に出会ったことは無いが、もし出会っていたら、二人とも無類の酒好きであったので、「千両、千両」と酒を酌み交わしたであろう。

明日知らぬ 身の楽しみや 花に酒  井月
寝ころべば 信濃の空の 深いかな  山頭火

文:一般社団法人 井上井月顕彰会、企画:伊那まちの再生やるじゃん会
(伊那橋に設けられているモニュメントの案内板から)


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