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伊那市指定無形民俗文化財の中尾歌舞伎秋秋季定期公演が10月12日、伊那市長谷溝口の熱田神社(地図)で開催されました。
(写真:平成25年度中尾歌舞伎秋季定期公演「人情噺 元結文七」から、左から順に左官長兵衛・女房のお兼・娘のお久・和泉屋清兵衛・文七=10月12日撮影、640×480拡大可能)
<管理人ひとこと>
歌舞伎公演を鑑賞するため伊那市内から高遠経由で長谷へ。中尾地区にある中尾座(伝統文化等伝習施設)での公演かと思いきや、今回は溝口地区にある熱田神社での公演とのこと。さて、その熱田神社とやらは何処にあるのか…。探しに探し、支所の駐車場に車を停めて、ひたすら坂道を上がったところに、目指す熱田神社がありました。このため、公演開始には間に合わず、実際に見られたのは後半の「二幕目 第二場 元の長兵衛内の場」から…となりました。
<参考HP>
・ 信州伊那長谷 中尾歌舞伎 blog
http://nakaokabuki.blog.fc2.com/
平成25年度中尾歌舞伎秋季定期公演 | |
<参考資料> 人情噺 文七元結
左官長兵衛は腕のたつ職人だったが、博打打ちの酒飲みで、家計は常に火の車。仕事を終え家に戻ると、女房のお兼から娘のお久が朝からいないと聞かされる。そこへ、吉原の角海老・番頭藤助が訪れ、女将のお駒が長兵衛に会いたいと伝える。娘を探さなくてはいけないと長兵衛は藤助に断ると、娘のお久が角海老にいるという。
これを聞いた長兵衛は藤助とともに角海老へ急ぐ。
角海老の女将お駒は、お久は借金に追われ、夫婦喧嘩が絶えない父母が別れることになれば困るとのことから、自分が奉公に出た身代で借金を返し、仲良く暮らしてほしいからここに来たことを長兵衛に伝える。しばらくはお久を小間使いとして雇い、代わりに金五十両を貸すから、懸命に働いて娘を迎えにくるよう長兵衛に論す。
五十両を手に家に急ぐ長兵衛。ところが、途中、川に身を投げようとしている若い男に出会う。慌てて抱き留めて話を聞くと、男の名は和泉屋の手代文七で、得意先から代金として預かった五十両をすられてしまったとのこと。人の良い長兵衛は、男の身の上を聞き、人の命には代えられないと、手にした五十両を文七に渡し走り去ってしまう。
長兵衛の家では、女房のお兼が五十両もの大金を博打に使ってしまったのだろうと疑い、家主の甚八が止めても、夫婦喧嘩はおさまりそうもなかった。そこへ、さきほどの文七を伴った和泉屋清兵衛が訪れ、文七がすられたという五十両は得意先に忘れてきてしまったものであり、五十両を長兵衛に返しにきたのだった。長兵衛は五十両は受け取るが、御礼にと持ってきた角樽と祝儀包は頑として受け取ろうとしなかった。
娘の孝心に関心した清兵衛は、お久を身請けしてくれていた。舞台では振袖姿のお久が姿を見せ、清兵衛はお久を文七の嫁としたいことを長兵衛に伝える。文七は清兵衛に、元結は無駄が多いので使いやすい寸法にして売りたいと話す。仕事の工夫を考える文七に感心し、長兵衛夫婦は思いもかけない幸せをお久と喜ぶ。
(「人情噺 元結 文七」のあらすじはパンフレットを参考にしました)
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