【塩尻・塩尻短歌館などが国の登録有形文化財に】

塩尻短歌館

塩尻市広丘にある塩尻短歌館など市内三カ所の建造物が国の登録文化財に登録されることが決まりました。
写真の塩尻短歌館は、明治元年（１８６８）の建設。塩尻市大門町の旧中山道沿いになった民家で、平成４年に現在地の移築されたもの。２０日付市民タイムス記事によれば、破風板の上に棟飾りの「雀おどし」が付いた典型的な本棟造の民家として登録の対象となったようです。
塩尻市内ではこのほか、塩尻町の笑亀酒造、北小野の古田晁記念館などが登録されることになっています。　（写真：塩尻短歌館＝２０日撮影）

＜参考資料＞　主家の由来
この建物は柳沢家のご厚意により塩尻市に寄贈されたもので、塩尻短歌館の中心となる施設としてこの地に移築され、末長い命を与えられたものである。
旧柳沢家は塩尻市大門町の中山道沿いにあって屋号を柳家といい代々石灰業を営んでいた旧家である。
　建設年　明治元年（１８６８）
　型式規模　本棟造り二階建約９５坪
評価
柳沢家住宅は本棟造りの完成期の建築であり、外観も内部の意匠も非常に洗礼されている。長野県内に現存する本棟造りの民家の中では上質の建物であり、これに匹敵するものは他に見いだしがたいと考えられる。　（千葉大学教授　大河直躬　案内板から引用）　





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