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080726_1059_読書発電所施設・柿其水路橋(南木曽町)

木曽郡南木曽町柿其にある柿其(かきそれ)水路橋は、大桑村の木曽川に建設された読書ダムから取水された発電用の水を下流の読書発電所に流す導水路の一部です。鉄筋コンクリート造りで、延長142.4メートル、幅6.8m、高さは5.5mあります。大正期の優れた土木技術が評価され、平成6年、国の重要文化財に指定されました。
(写真=26日撮影)

<参考資料> 重要文化財 読書発電所施設
読書(よみかき)発電所施設は、大正十年から同十二年にかけて、大同電力(現在の関西電力)によっ当時我国最大出力の水路式発電所施設として建設された。大同電力社長福沢桃介が、「一河川一会社主義」を主張して、木曽川の水力発電開発に情熱を注ぎ、大正年間に相次いで建設した発電施設のひとつであり、関西を中心とする各地の電力供給に重要な役割を果たした。読書発電所施設は、当時の高い技術的水準を示しているとともに、木曽谷の自然と調和しており、大正期の水路式発電所施設を代表する近代化遺産として、次の施設が、国の重要文化財(建造物)に一括して指定された。

 ・ 読書発電所 (本館、水槽、水圧て鉄管、附・紀功碑) 関西電力所有
 ・ 柿其水路橋 (導水路の一部) 関西電力所有
 ・ 桃介橋 (発電所建設資材運搬用木製吊橋 以下略) 南木曽町所有


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080726_1052_中山道三留野宿本陣跡(南木曽町)

馬籠(岐阜県中津川市)・妻籠(長野県木曽郡南木曽町)と中山道を北上すると、やがてたどりつくのが三留野(みどの)宿。明治15年(1881年)の大火で多くの建物が焼失したため、現在は、僅かに当時の町並みが見られる程度です。
本陣跡地に建物はなく、明治天皇が巡幸された際に泊まられたという行在所記念碑が建てられているのみ。道が狭いわりに車の往来が多く、また駐車場もないため、慌てて撮影した1枚です。 (写真=26日撮影)

<マピオン地図>
・ 木曽郡南木曽町読書 ( 1 / 8000 )

<参考資料> 三留野宿本陣跡
この長野地方法務局南木曽出張所跡地は、三留野宿本陣があったところである。本陣の建物は、明治十四年七月十日の三留野宿の大火災の際焼失してしまった。ちなみにこの時の被害は、家屋七十四軒、土蔵八軒に達した。
しかし庭木の枝垂梅(町の天然記念物)と明治天皇御膳水が本陣の名残りを留めている。明治天皇は、大火の前年の十三年六月二十七日に一泊されている。御膳水の井戸は昭和五四年に復原したものである。 (案内板から)

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080726_1035_桃介亭(南木曽町)

桃介橋近くに電力王・福沢桃介が利用していた別荘が残されており、発電所建設にかかわる資料や、桃介と川上貞奴の遺品などが展示されています。今年4月には、記念館隣接地に飲食ができる「桃介亭」がオープンしました。
(写真:桃介亭=26日撮影)

福沢桃介記念館 木曽郡南木曽町読書 2941-5
TEL 0264-57-4166


<参考資料> 福沢桃介記念館
『一河川一会社主義』を掲げて木曽川の電源開発に乗り出した電力王福沢桃介は、木曽での基地として風光明媚なこの地に大正八年別荘を建て、ここから同時進行で進められている読書や大井などの発電所建設現場に足を運びました。その桃介を扶けよきパートナーとなったのが、わが国女優第一号の川上貞奴(かわかみさだやっこ)でした。二人は、大井発電所が完成する大正十三年まで頻繁にこの別荘に滞在し、政財界の実力者や外国人技師を招いては、はなやかな宴を催したということです。山深い木曽の地にあって、ここだけは西洋の香りが漂う異国だったのです。別荘は大同電力(現関西電力)が社宅として所有してきましたが、その後読書村(現南木曽町)に譲渡され、教員宿舎などに利用されました。
この建物は、昭和二十八年七月二十日の伊勢小屋沢蛇抜(じゃぬ)け災害ではかろうじて難を免れましたが、三十五年四月六日の火災では二階部分を焼失していしまいました。平屋のまま昭和六十年から一般公開しましたが、平成九年度事業において当初の姿を復原し、館内には桃介や貞奴の遺品をはじめ、発電所建設や桃介橋架橋の資料などを整備展示いたしました。 (南木曽町設置の案内板から)


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080726_1032_森林鉄道(南木曽町)

南木曽町は林業で栄えた町でもありました。
今でもJR南木曽駅周辺に、材木を積み上げた貯木場が設けられています。
写真は、福沢桃介記念館と山の歴史館との間に保管展示されている当時の機関車。
JR南木曽駅か桃介橋のたもとから、読書発電所を結ぶ林鉄があれば、観光の目玉にもなるかもしれませんね。
(写真=26日撮影)

<参考資料> 森林鉄道の歴史
この機関車は、南木曽町の国有林で運転されていたものです。
南木曽町の森林鉄道の歴史は、蘭線・与川線・田立線の3主路線(延長33.7㎞)があり、支線は、田立線・長者畑線・柿其線・下山沢線の4路線(延長36.0㎞)がありました(総延長69.7㎞)。
昭和2年から昭和42年までの間、40年間にわたり運行され、木材を運ぶだけでなく、「林鉄」の愛称で親しまれ、山で暮らす人々の生活物資を運んだり、沿線に住む人達の足として利用され地域山村の生活に密着していました。時代の流れとともに、木材の運搬はトラックに変わり生活も変化してきました。
時代の移り変わりをしのび、生きた歴史の資料として、展示しているものです。
(南木曽町 山の歴史館案内板から)


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080726_1015_2_桃介橋(南木曽町)

写真は、木曽郡南木曽町の木曽川に架かる桃介橋です。
この橋は、読書発電所を建設する際に、大同電力(現在の関西電力)社長であった福沢桃介が建設資材を運ぶために木曽川に架けたもの。橋長は247m、幅員は2.7m。3基の主塔に8本の主索、204本の主索ハンガーを備えた吊り橋で、当時の土木技術の粋を集めた貴重な遺産として、平成8年、国の重要文化財に指定されました。
近くには、木曽川の電源開発に尽力した電力王・福沢桃介の記念館があります。
(写真・天白公園から=26日撮影)

080726_1017_桃介橋(南木曽町)

080726_1043_桃介橋(南木曽町)


 <参考資料> 桃介橋
桃介橋は、別名桃の橋と呼ばれ、大同電力(注:現在の関西電力)社長福沢桃介が、読書(注:よみかき)発電所の建設のため架けた長大な木製補剛桁吊橋で、大正11年に完成した。昭和25年村(注:当時は読書村)に寄付され村道(現町道)となった。昭和53年頃から、老朽化のため通行止めとしていたが、周辺一帯の公園整備(注:平成2年)に併せて、近代化遺産(幕末から戦前にかけて日本の近代化に大きな役割を担った産業遺産、この橋の場合は水力発電開発用資材運搬路であった)として復元したものである。
桃介橋の特徴は、周囲の景観にマッチした雄大なその姿と、この種の吊橋としてはめずらしく橋塔・橋脚3基を有し、しかもデザインも大変すぐれていることである。又、斜吊索がとりつけられてることや、中央部から川へ降りられるようになっていることも特徴である。
橋には、当時トロッコのレールが布設されていた。
(山の歴史館にある案内板から)


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