【長野・善光寺に参拝】

善光寺仲見世

善光寺では、正月行事の「御印文頂戴（ごいんもんちょうだい）」が７日から始まり、御利益を授かろうとする参拝者の長い列ができ賑わっていました。　（写真：善光寺本堂＝１１日撮影）

＜管理人ひとこと＞
「御印文頂戴」とは、善光寺如来の分身と伝えられる宝印「御印文」を参拝者の頭に押し当てる儀式のこと。「御印文」を頂くと極楽往生ができるとあって、多くの参拝者がこの時期、善光寺を訪れることで知られています。
この「御印文」を題材にした古典落語に有名な「お血脈（おけちみゃく）」があります。誰もが極楽に行ってしまう状況を憂いた閻魔大王が、大盗賊・石川五右衛門に命じて善光寺にある「御印文」を盗ませようとしますが、ようやく探し当てた「御印文」を五右衛門自ら額に押し当てたため、そのまま極楽へ行ってしまった、というのがそのあらすじ。善光寺信仰が広く庶民の間に浸透していればこその作品といえます。
 
＜参考ＨＰ＞
・　信州善光寺
　　http://www.zenkoji.jp/

仁王門付近	老若男女で賑わう境内
右側の列は御印文頂戴に並ぶ人たち	ダライラマの来長は６月

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