【長野・県無形民俗文化財 「長谷・越のどんど焼き」】

長野市篠ノ井塩崎の長谷地区と越地区（地図）で、家内安全・五穀豊穣を願う「どんど焼き」が行われました。ここの「どんど焼き」の特徴は、組まれる「どんど焼き」にリアルな男根であったり、女陰が供えられること。
写真は１１日に行なわれた越地区のもので、「オスガタ」と呼ばれる「どんど焼き」。９日付長野市民新聞に掲載されたこの地区の「どんど焼き」の紹介によれば、この「オスガタ」は４ｍもある巨大なもので、「クヌギなどの硬木と竹を心棒にしてワラを巻いた長い腕で男根を抱え込んでいる」のだそうです。また、胴には武水別神社の紋である「三巴」を描き、袖には男根（家内安全・世界平和）や女陰（夫婦円満・子孫繁栄）が描かれています。
長野市内でもこうした「どんど焼き」が見られるのはこの地区だけで、平成７年に県の無形民俗文化財に指定されました。　（写真＝１１日撮影、６４０×４８０拡大可能）





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